傾山 [2010年の山]
傾山
連休は高知の方達と鹿島槍ヶ岳の予定だったが
肝心の天気が長野地方の週間予報では傘のマーク
そうこうするうちに降水確率70%にもなってきたので
間際になって急遽、反対方向の九州の山に変更なった。
9日は移動日。徳島道、松山道を乗り継いで九州臼杵
行きフェリーが出る八幡浜で皆さんと合流。
初日の宿は傾山登山口近くの廃校になった校舎を活用
した地元の公民館ともなっている施設、企画したAさん
こんなレアな場所をよく見つけたものです。
翌日、九折鉱山跡の登山口から登る予定で向かったが
分岐を見過ごし林道出会いの登山口からの登りになる。
(上の写真の登山道案内図でゲートと表示されている
林道と登山道の交点)。大白谷コースとの合流になる
三方向からの尾根が出会う文字どうり1171mの三つ尾
までは急登の連続、ヒメシャラが目立つ尾根筋を半時間
ほど歩くと水場コースと坊主尾根コースの分岐。尾根コースは坊主
といわれる岩峰のアップダウンが続き何箇所か岩場を乗り越えねば
ならないワイルドなコースだが、この坊主尾根が傾山のメイン。
写真はネットで6mチムニーと紹介されている岩場
三峰?から撮った上の写真で左端のコブがネットで日本昔話の「吉作落とし」
の舞台としてよく紹介されている吉作坊主と思われる、垂直に切り立った崖の
どこかでイワタケを採っていたのでしょうが、こりゃ降りてきた綱がなければ
とても攀じ登っては帰れないです。
傾山山頂1602m、このまだ先に展望の良い岩場があります。
九折越に向かう途中で振り返った山頂の姿なのですがどちらが
山頂なのでしょうか?これを前傾、後傾と紹介している方もいるの
ですが、坊主尾根も二つ坊主三つ坊主もあれば兄坊主、弟坊主
さらには1峰、2峰、3峰としている記事もあり、いったいどれが正し
いのか?きちんとした案内板が欲しいものです。
GPSの軌跡と地図
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