大砲岩、墓場尾根 [2011年の山]
石鎚山
大砲岩・墓場尾根
2011年11月13日
同好会の例会で先月に続き、また石鎚山東稜コースに行く、例会といって
も参加は3名だけとあって融通が効く、南尖峰に上がったついでに予定外
だが、まだ行っていない大砲岩を見に墓場尾根を歩いた。
予報は晴れとあって天気はまずまず、だが山頂にかかる雲が
気になる、陽が上がるにつれて消えてくれればいいのだが。
山肌を染めていた紅葉、黄葉はすっかりなく、笹の海も色褪せて
いるが、それもまた晩秋の装いで趣ある風景だ。
南尖峰の取り付きには先月から、また新たにボルトが打ち込まれ
ていた、その内ここにロープが垂れ下がるようになるかも。
人気になるのはいいが誰も彼もが登りだしては事故も心配される。
墓場尾根を覗きに行く、当初「待っているからどうぞ」と言っていた
他のメンバーも結局、同行することに。
途中の岩場には新旧のボルトがあちこちに打ち込まれている
多分、これが大砲岩と思われる、その先にこの墓場尾根の語源
になった溶岩が柱状に固まってできた柱状節理の石柱群がまじか
に望めた、ガスがなければもっと高度感があるだろうし紅葉時分なら
岩峰に紅が映えて更に素晴らしい光景楽しめれるだろうが残念だ。
墓場尾根で道草したものだから1時間近く予定より遅れて
天狗岳に着く。周囲はまるで見えずガスというより雲の中に
石鎚が入ってしまった、昨年の東稜は 10月でも寒くて霧氷
になっていたが今日はまだ温度計では6度とあって霧氷には
きたガスがスクリーンになってブロッケン現象があらわれた。
カメラでは十分に再現できていないが雲の切れ間から太陽が
背面に陽をさすと目の前のスクリーンに綺麗な虹の環が出てくる。
紅葉シーズンが概に終わり山頂の小屋も営業を終えているが
それでも、日曜とあって弥山は、まだまだ多くの登山客で賑わって
いた、今年は暖かく雪はまだのようだが来週からは寒くなるようで
冠雪するのでは。
コメント 0