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熊野古道 [2013年の山]

熊野古道

2013年5月22日~24日

 22日 

伯母子岳

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大股からの登山口  山頂まで5,4kmの案内になっている。

集落からの標高差は約700m、のっけから標高差で200m

ほど、つづら折の急な登りが待っている。

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標高950m付近でコースが南から東に大きくカーブする箇所が萱小屋で

まだ新しそうな丸太小屋が建っていた。小屋の中を覗いてみたら暖炉に

マキストーブ、外には五右衛門風呂の釜が置いてあり。周囲の林間には

棚田跡もあって古では、ここで生活があったようだ。

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萱小屋からは徐々に高度をあげながら横道を行くが

途中からロープが張られ暫くの間、迂回路を行くようになる

ほぼ登山道にそって下手をいくのだが崩落地でもあるのか?

再び登山路に復帰したら夏虫山への分岐も出てくる。

この辺りが桧峠でなかろうか。

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古道と護摩壇山からの道の交差点に立つ案内標識では山頂まで

600mとなっていた、古道からそれて直進。山頂にかけてはツツジの

群落がちょうど満開、徳島でよく見かけるミツバツツジより葉や花は

小ぶりだが、これもミツバツツジ?山頂からの展望は360度

果無や大峯の山々と周りは山また山ばかり。

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山頂からは東進し、伯母子峠まで下り再びこの分岐まで周回する予定だったが

登り始めた時間が遅かったこともありタイムアップで山頂から引き返す。

 

大股橋たもとの駐車場、トイレや電話もあり4台ほど車が停められる。

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下山後、野迫川温泉に向かい汗を流したが、そこでお会いした女性がなんと、かって

萱小屋で住まわれていた方で小さな頃は1時間半かけて冬の雪の日も小学校に通って

いて、棚田で畑や田もしていたとかで、先祖は熊野参拝者向けの茶店をして彼女は18代目

(500年以上前でしょうか)現在の小屋は手作りで熊野古道歩きや伯母子岳登山の方々

に開放されて、、五右衛門風呂の釜は先では、お風呂に入れるようボランティアの

方などが計画しているそうです。お接待をいただき、ありがとうございました。

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 23日

果無峠の古道歩き

 

熊野古道小辺路のうち十津川温泉の蕨尾から果無峠を経て八木尾に

抜けるコースは小辺路では最後の峠越えらしい。

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柳本の吊橋を渡る。

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果無峠登山口からは杉林の中を展望のない急な登りの石畳道が続く。

途中に十津川を望む休憩ポイントがある、写真中央の立派な建物は

何かと思ったら老健施設のようだ。

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果無集落では何軒か生活されている民家の中に道が通っており

家によっては軒先や居宅を古道歩きの方に開放されている。

私も縁側で、ひと休みさせていただく。住居の中を古道が

通っているのは、どうやら昔は茶店だった名残のようだ。

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観光パンフレットに「天空の郷 果無集落」と掲載されて

いる時に必ず目にする世界遺産の石碑

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石碑から果無峠までは路端の西国三十三ヶ所参りの観音石仏に

見守られながら登って行く、集落のバス停からの登山口は三十番観音

果無峠は十七番観音(31、32,33番が櫟砂古に下る道中にあるよう

なので、そちらが本来の古道だったのかも。)

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 熊野本宮大社、大斎場

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 大斎場の参道

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 24日

熊野速玉大社、神倉神社、熊野那智大社、熊野本宮大社とお参りする。

 

熊野速玉大社

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神倉神社 

知る人ぞ知るパワースポットとあって歴女のグループが来ていた。

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那智大社、大門坂登山口

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那智大社

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