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三嶺(フスベヨリ谷) [2013年の山]

三嶺

光石登山口からフスベヨリ谷

8月13日

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7月、梅雨入りになってから行った山は天気予報の晴れを狙っていっても

麓は好天ながらも頂は鉛色の雲に覆われ、どの山もガスや霧雨ばかりで

展望に恵まれることがなかった。8月になって名頃からの三嶺も、やはり

ガスの中で避難小屋前の山頂笹原も下の画像のごとく灰色の世界だった。

リベンジを兼ねて今回行った高知側からの三嶺でやっと展望を得られたが

今年は連日の記録的猛暑で三嶺といえども、暑かった。

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高知南国ICで降り国道195号で大栃に向い、上韮生川沿いに西熊林道を

白髪登山口まで行き、登山口駐車場で前泊。

 

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翌朝、光石登山口に移動して登山開始。お盆休みなので多いと

思っていたが、意外と停まっていたのは一台のみ。

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堂床キャンプ場を過ぎ分岐で尾根に取り付く、さおりが原を経て

カヤハゲまで樹林帯の中を、ひたすらに登り続ける。

上が空いて来て鹿除けネットが出てきだすとカヤハゲの山頂はまじか。

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2時間近く登り続けたカヤハゲの山頂でやっと360度の大展望にありつく。

真正面の三嶺を中心に剣山から三嶺そして天狗塚、土佐矢筈へと四国の

主稜線が続き遥か先に石鎚らしき頭も覗いている。 

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ここから、一旦下り大岩から鎖場が続くキツイ登りで山頂だが標識では

距離は2kmになっていた。

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 大岩の下からの鎖場を真夏の日差しに照らされてヘロヘロになってカヤハゲ

から約1時間で三嶺の山頂にたどり着く。下界は連日の猛暑だが2000m

近い山の上は涼しいと目論んでいたが、いくら理屈では10度以上低い

はずと言っても今年の40度近くになる猛暑では、いくら三嶺でも暑い。

到着時には貸切だった山頂も昼前とあって次々と上がってくる。

剣山から縦走してきたトレランの一行は小休しただけで天狗塚へと走っていった。

 

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帰路は青ザレの手前からフスベヨリ谷コースで下る。

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このコースは下の画像中央の谷に沿う、かっては高知側からの三嶺へのメインコース

で沢沿いの快適な登山道だったらしいが2004年の台風で埋まり消滅したルート。 

 

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10年近くなるが至るところで台風の爪痕が残っている。

土砂で埋まった沢には崩落地を避けるため沢を何度か渡渉しながら

の踏み跡がつけられ、テープも十分マーキングされているが気を抜けない

個所があったり、雨天が続くと増水で渡渉が困難と思われる。

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八丁小屋まで来ると道は途端によくなり、堂床まで整備された道で歩きやすい。

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山頂から4時間近くかかって光石登山口に帰り着く、駐車場には高知ナンバーの

車が一台のみ、結局山頂以外で出会ったにのは、登りのカヤハゲ付近で前日にお亀の小屋

に泊まり天狗塚~三嶺のゴールデンコースで下ってきた一組のみと、お盆休みながら意外と

静かな山行だった。帰路は急ぐこともないし、お盆休みで混むかと高速料金節約で四ツ足峠から

那賀町に入り徳島に帰ってきたが所要4時間と、やはり距離は短いのだが大豊ICから自動車道

で帰るのより時間は食う。

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