鹿島槍ヶ岳~五竜岳~唐松岳 [2013年の山]
鹿島槍ヶ岳~五竜岳~唐松岳
2013年8月25日・26日
キレット小屋での朝焼け、天気は良さそうだ。
キレット小屋を発ち五竜岳に向かう。
八ヶ岳連峰とその右手に富士山が見えている。
今日も晴天が期待できる、昨日かかっていた剱の上の雲も無い。
北尾根の頭までは、まあまあの登山道だが、ここから下ったG5
からガレ場が連続し五竜岳への最後の登りは鎖場も連続して出てくる。
五竜岳山頂から来た道を振り返ったら鹿島槍の背後に槍ヶ岳の鋭い切っ先も見えた。
五竜岳を越し五竜山荘が見えて来た。
五竜山荘で昼食かわりのキツネうどんを食べたのち今夜の宿唐松山頂小屋に向かう。
大黒岳手前のハイマツ帯では、お約束のライチョウと出会う。
何かのモニュメントだろうかピッケルがケルンに埋め込まれている。
ここが牛首岩稜帯だろうか両側がスパッと切れ落ちた稜線になっている。
この付近は事故の多い難所とあって、この日も滑落事故現場に遭遇
足を滑らせ80mほど滑落したようで、ヘリはやってきたがガスの為引き返し
た、幸い大したけがでなかったようで、救助隊にサポートされ暗くなった19時
前に自力で山荘に辿り付いていた。
ここからまた鎖の急登が続く、気の抜けない個所だが キレット小屋からの
ロングトレイルでヘロヘロなため、なかなか足が進まない。
ガスの中、やっと唐松山頂小屋着
中学生の学習登山にあたり満員で廊下にも布団が敷いて
あったが新館の個室12人部屋に11人と寿司詰めは免れた。
翌朝、唐松岳を往復して八方尾根を下る。
花はもう終盤と思い期待していなかったのだが、扇の雪渓付近では思いの外
お花畑には花が咲いていた。上樺の樹林帯を抜けると
白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳の白馬三山が姿を現す。
丸山ケルンは絶好の展望ポイント
不帰ノ瞼とⅠ、Ⅱ、Ⅲ峰とその左に唐松岳
反対側には五竜岳や鹿島槍
丸山ケルンの広場で白馬三山をバックに記念写真。
八方池が見えて来たが、それと共に観光客がぞろぞろと上がって来ている。
八方池山荘までは全くの観光地と化し、リフト乗り場までの約1時間
切れ目なく続々と上がってくる観光客の列でせっかく今まで味わっていた
アルペン気分が台無しだ、やはり山は静かなほうが良い。
リフトとゴンドラを乗り継いで八方に降り立つ。
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