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雲ノ平 [2014年の山]

雲ノ平 そのⅠ

1日目

朝の4時に徳島を出て、北陸道の立山ICから県道立山公園線で立山方面に走り

途中の有峰口から、有料(1900円)の有峰林道で登山口の折立に向かう。

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登り初めは樹林帯の中を、路面が深くえぐれた太郎坂を上がって行くが

広い有峰ダム湖が見渡せる三角点休憩ポイントからは、草原も現れだし。道も幅の広い

石畳みとなり、それが延々と続き、やがて太郎兵衛平の一端からは木道となり

太郎平小屋も見えて来だす。

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太郎平小屋前の広場から、すぐまじかには、ゆったりと大きな山容をした薬師岳

谷を挟んで奥に水晶岳、祖父岳の背後に鷲羽岳が頭を覗かせ。三俣蓮華岳

黒部五郎岳と雲の平を取り巻く山々が展望。

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2日目 

太郎平 小屋では狭い3畳間ながらも個室にしていただけ、大部屋特有の

出発する方の準備で3時頃から、続々とざわつきだし、眠れぬ時間を過ごすこと

なく翌朝を迎えられラッキーだった。心配の天気も、まだ持ちそうな空模様だが

明日以降の天気が悪そうなので、雲の平で、ゆっくりせず、今日は三俣山荘まで

を目指す。笹原の木道から徐々に薬師沢に下って行き、何度か渡渉し

昔は河童が住んでいたと云うカベッケ原の笹原(昔は湿地だったそうだ)に

までくると薬師沢小屋はもうすぐ。

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薬師沢小屋前の吊り橋で黒部川を渡り、大東新道との分岐から雲の平への

直登コースで雲ノ平に向かい上がって行くが。ここは標高差500mほど、ながらも

苔むした岩だらけの登りが一直線に続く急坂で上がりきるのに2時間近くを要した。 

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急坂を上がりきると、雲の平の末端に足を踏み入れる。

木道が現れ、しばらくするとシラビソ、ハイマツなどの針葉樹林帯

の風景から名づけられたと思われる「アラスカ庭園」の休憩ベンチ。 

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ここからは木道が延々と続き、やがて広大な「雲の平」の真ん中に立つ

雲の平山荘が見えて来る、当初はここにも泊まり祖父岳からワリモ岳・鷲羽岳

にも行く予定ではあったが、天気が少しでも良いうちに先に進むため。 

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 雲の平山荘からは鷲羽岳を省き、爺岳の中腹を巻いて三俣山荘に向かう。

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日本庭園をすぎ、まだ雪が残る雪田まで来ると「雲の平」の東端と

なり、鷲羽岳のゆったりと広がる稜線の鞍部に三俣山荘が見えて

来るが、その前には黒部川源流の谷が待ち構える。

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谷まで下り、黒部川源流を渡渉し。

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鷲羽岳を見上げながら、三俣蓮華岳との稜線へと

高山植物がまだ咲き残る沢伝いの道を上がり詰めていく。 

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三俣山荘に辿り着く。小屋は中を改築したようで綺麗だし、小屋番の

人達も良いのだが、夕食がジビエ料理でシカ肉のシチュー。小屋自慢の

メニューなのだが、個人的には普通の牛肉を使ったシチューが有難かも。 

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