奥美濃のマッターホルン [2022年の山]
冠山
日本三百名山126座目
北アルプスの山小屋を7月末に予約し3泊4日で出掛ける予定だったが
コロナウイルス感染が急拡大、感染予防をしているとはいえ山小屋は
泊りは大部屋の2段ベットであったり、食事は食堂で一同にとなる
高齢者の身では不安とあって三百名山の消化に変更。
向かうは奥美濃のマッターホルンと云われる冠山、それとセットで
登られる金草山、冠山は[21世紀に残したい二本の自然百選]にも
なっている。
登山口への途中で徳山ダムに寄る。
ダムの高さは日本3位、ロック・フィールド式ダムで日本1位
そして総貯水量も日本一位の多目的ダム
ほぼ満水のダム湖
このダムのお陰でここに向かう道路は広く、対向車も無く
高速道並みに車を走らせれる。ダム湖沿いの道も管理道路
として整備されているので快適
登山口の冠山峠
揖斐川源流の石碑とともに越前国池田町や美濃国徳山村の碑
が立ち並ぶ。
朝8時出発、肝心の山にはガスがかかって姿見えず。
刈り払われた尾根道
ブナ林が続く
冠平(画面中央の空き地)との分岐
初夏はお花畑になるそうだが、昭和30年の11月に
天候の急変により2名の犠牲者を出している。
山頂への急登が始まる、気を付けないとやたらに蛇に出くわす
黒いのやマムシらしき模様のがここまでで四匹出くわしている。
岩場を上がって行く。
ロープも付いているが足元を選びながら3点支持で大丈夫
狭い山頂
ガイドブックには伊吹山や白山が空気の澄んだ秋には北アルプス
が見えるとあったが水平線に雲でわずかに北東方向に白山が
楽しみにしていた以前に登った周囲の山、能郷白山や夜叉が池の
三周ヶ岳は見えず、残念
帰り道ではガスが消えて冠を見る事ができた。
来た時は先着が1台だけだったが戻って来た時は10台に
平日で暑い時なのに結構人気の山のよう。
峠とは反対方向になる金草山と冠山はセットになって登られて
いるようで、予定はしていたが、昼を過ぎ暑さが一段と強く
なるし靴の底が剥がれるわで途中断念、
やはり2000mを越さないとこの猛暑で山は大変。
靴底が剥がれたダナーの登山靴
三峰山 [2022年の山]
三峰山 1215m
関西の霧氷の山として有名な三峰山
残念ながら都合で訪れるのが3月になってしまい
霧氷は期待できないが300名山の消化にと
黒留尊山と引っ掛けて行ってきた。
不動の滝入り口の休憩舎、林道はさらに上に続いている。
不動滝からが登山道、お堂の横から橋を渡る。
一部がまだ凍っている不動滝、厳冬期は氷瀑に?
杉や檜の植林地を行く、高度を上げるにつれ、融けた雪が再氷結して
路面はツルツルになっていく、チェンアイゼンを装着。
稜線手前の避難小屋、囲炉裏があって直火を燃やせるが
肝心の薪の用意はされていない。
稜線に乗って山頂はもうすぐ。
なだらかな山頂
昨日、登った黒留尊山が望まれる。
山頂から八丁平に回る
南面で風がない八丁平でお昼に。
遥かな山並は池小屋山などの台高山脈の山々か?
八丁平から避難小屋小屋に戻り、帰路は登尾コースで下山
登尾コースは一番利用が多いとあって、ほぼハイキング道
林道と合流する地点の手前に森林組合が立てている展望小屋
登山道を横切る林道脇にトイレのついた休憩棟がある
舗装された林道は青少年旅行村から上がってきて
不動滝に繋がっているのでは?
不動滝コースと登尾コースの分岐に戻ってきた。
登山口に戻ってきた、10日や2週間前なら平日でも
霧氷狙いで多くが登っていただろうが、霧氷が無く
平日とあって出会ったのはすぐ後から来た3人組と
下山中に会ったのはそれぞれ単独の男、女と
静かな山だった。
倶留尊山 [2022年の山]
倶留尊山1038m
日本三百名山 129座目
曽禰高原駐車場 料金は800円
駐車場から直ぐに曽禰高原の遊歩道が始まる。
正面から右にカーブして尾根に上がっていく道が見えている。
整備されたお亀の池に沿う遊歩道。
尾根の鞍部、亀山峠に上がって来た。
北向きの尾根道はまだ雪が融けずに凍って残っている。
二本ボソ手前のお茶屋から先は私有地になって入山料500円が必要
二本ボソ996m、山頂に二本のホソの木があったので付けられた名とか。
ホソの木って何かと思い検索したらコナラの木らしい。
倶留尊山手前からみた二本ボソ。
後ろは古光山、更にそのはるか後ろは多分、霧氷を見に行った高見山
その左に峰が幾重にも連なっているのは明日、登る三峰山
倶留尊山の山頂1038m
亀山峠手前からの曽禰高原
帰りは尾根伝いに行き亀山から下る。
亀山からは階段が続く。
分岐に帰って来た。
駐車場手前の勘兵衛地蔵
お亀の池や倶留尊山の名、この地蔵さんなどの謂れは
興味があればネットで検索して下さい。
昼過ぎに来た時は3~4台だったⓅは車が増えていた
夕日の景色百選とかで夕日に輝く枯れたススキヶ原が有名
なのでそれ狙いもおおいのでは。
今夜はこの鎧岳が見える曽禰村で泊