那岐山 [2012年の山]
那岐山
1255m
1月8日
4日に剣山に行ったものの悪天候で雪景色を楽しめず
不完全燃焼気味だ、この連休は天気が良さそうだし正月寒波
でまとまった雪が降ったので雪山を堪能できそう
滋賀の武奈ヶ岳、兵庫の氷ノ山とか何処にしようか迷ったが
手軽に登れる岡山の那岐山に足を向けた。
津山ICで降り国道53号線を東に進むと奈義町高円に
那岐山への案内板が出ている。
山の家から直ぐの林道入り口にはもう何台も駐車している
第三駐車場まで上がれそうだが無難に第一駐車場に車を入れる。
駐車場から10分ほど林道を歩き、蛇淵の滝入り口に立つ鳥居から
少し先の林道脇に登山口があり、雪原となっている
伐採地跡を歩く登山道が始まる。
B・Cコース分岐からは当然、最短距離で楽なCコースで山頂に
向かう。人気の山だけあって登山者が多い。
途中、短パン姿の裸でこの山を登っている「奈義の鉄人」さんが
追い抜いていく、さすがに冬なのでズボンを履かれている。
大神岩を過ぎてからは雑木林の中
気温が高く樹氷が消えているのが残念
まだ稜線まで出ていないのに、「奈義の鉄人」さんがもう降りて
来ている、この山を2時間くらいで往復するようです。
笹藪になっている三角点峰への尾根は雪ですっかり隠され
わずかに雑木が梢をだしている広々とした雪原になっている。
三等三角点 点名 名義山 1240.3mは雪の下で不明
稜線にあがれば期待の雪の世界が待っていた。
避難小屋のある鞍部から最後の登り、振り返れば三角点峰から
さらに滝山へと縦走路が伸びているのが眺められる。その先には
大山も見えるはずだが霞んで見えていない。
連休なので土曜日にもだいぶ登山者がいたと思う、お陰で
トレース跡はよく踏まれ凍ってもいないのでアイゼンの必要は
なく無雪期とあまり変わらない時間で山頂まで辿り着く。
少し雲があり期待した後山や氷ノ山は見えないが黒岩高原越しの
北方向には日本海、反対方向には麓の日本原や彼方には四国の山々
までもが雲の合間から見えている。山頂での気温は5度と暖かく
風もないので次々と上がってくる人達も避難小屋を使わず山頂で
素晴らしい展望を満喫している。
山頂からBコースの尾根道を眺めたが踏み跡がない、帰りは元きた道を
ピストンだなと、お昼飯にしていると2組のパーティーが上がって来られた。
4時間かけてラッセルしてきたとの事、危ない箇所も無いというので有り難く
ラッセル跡を使ってBコースで下ることにしたが、やはり踏み固められた往路
と違いこちらは靴のままでは膝まで埋まる、踏み抜くと腰まで埋まる事が再々
Aコースとの分岐からの尾根の下りはさすがに壺足をあきらめ
ワカンを装着。キツイ下りは尻セードも使い登りとあまり変わらない
2時間小々かかり登山口に下り着いた。
折角岡山まで来たので帰りに湯郷温泉に寄る、夕食は昨年のB-1
グランプリ2位になった津山の「ホルモンうどん」にしたかったが残念
ながら次の機会だ。so-netのブログは表示が遅いので、少しでも
早く表示するよう画像を小さくしていますが、今回は大きめにしています
のでクリックにて拡大して見ていただければと思います。
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