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比婆山 [2014年の山]

比婆山

御陵1264m

比婆山というものの、その名を記す山は、ないらしく。古事記の伊邪那美の命を

祀るという御陵があるピークを比婆山しているようで、馬蹄形に連らる、牛曳山

毛無山、烏帽子山、御陵、立烏帽子山、池の段等の山々を比婆連山として最高峰

の立烏帽子山1299mを比婆山とすることも、あるらしく。ちょっとややこしい。

こちらは比婆山からではないが、道中で伯耆大山が良く見えたのでアップ。すでに

冠雪したニュースを聞いていたが、その雪が残っているようで山頂部が白かった。

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ひろしま県民の森 公園センターから御陵に向かう。

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暦では、もう冬だがキャンプ場の小川には、紅葉がはらはらと

水面に舞い落ちてと、まだ晩秋の風景が残っていた。

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登山口

最短コースで御陵に向かう、スキー場のゲレンデに沿ってで

ちょっと趣には欠けるが、まだまだ錦の衣を纏い紅葉が残る比婆連山を

見渡せながらと展望の良さは、それを補って余りある。

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ブナの樹林帯では木々がすっかり葉を落とし、登山道を覆い尽くした

枯れ葉が、歩くたびにカサカサと音をさせてと、心地よい山歩きだ。

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伊邪那美の命の墓所とされる御陵は真ん中に、ちょっと大きな石があり

周りをイチイの木で囲われた、少し小高い土盛りのような感じ。

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御陵からは烏帽子山を経由して出雲峠に下り公園センターにと。

周回するつもりだったが。雲ってきだし、毛無山などは山頂が

雲に覆われだしたので烏帽子山手前の鞍部から巻道で引き返し。

尾根コースで下山。果たして、公園センターまで、あと少しの所で

雨が降りだした。天気予報は晴れだったのだが、最近は外れが多い。 

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苗場山 [2014年の山]

苗場山

2014年10月4日

今回の山行では、この山を本命として、天気予報で晴れマークが出ていた

4日を苗場山に当てたのだが、雨マークが出ていた3日金曜日の

谷川岳では雲が多いものの晴れで、悪いはずの土曜日が朝から雨と

全く予報が、あてにならない結果になってしまったが。それでも土曜日

とあって、広い登山口駐車場には雨の中を次々と車が上がって来る。 

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早めに着いていたのだが、ゆっくりしすぎて8時過ぎの登山開始になった。 

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三合目登山口で、既に1300mの高度とあって狭い尾根道の両側は

黄葉したブナやカンバ、コシアブラ。紅葉のナナカマドやオオカメノキ

緑の檜、栂、杉と紅葉錦絵は本番、天気の悪いのが惜しまれる。 

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コースには1合毎に標識で現在の標高と次の合までの所要時間が案内

されている、1700m付近までは尾根道だが、やがて南に90度方向

が変わってからは急な斜面を巻きながら高度を上げていくのだが、簡易な

鎖やロープが付けられた岩場が度々出て来る。7合目あたりより8合目まで

の急な登りを越せば広大な山頂台地の一端に取り付くことになる。

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8合目の坪場からは展望が広がり、プラットフォームの休憩場から木道も始まり

先ほどとは打って変わって、雲上庭園の中を。眺めながら、なだらかに上がり下り

して、頂に近づいて行く、木道歩きになる。

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九合目はクマ笹の草原の中になる。

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山頂は木道の先に見える、シラビソの林を抜けた先になる。

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シラビソの林を抜けると、再び木道歩きになり、やがて自然体験交流センターの

屋根が見えだしてくる。山頂は、センターの直ぐ傍。頂というより、ちょっと

小高くなった丘の上の広場と云った感じの場所にシラビソに囲まれて立っている。

 三角点は、一等三角点 点名・苗場山 標高2145,23m 

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丁度、お昼時とあって山頂交流センター前のテラスは大賑わい

しかし、日帰り登山の山とあって無理も、ないのか此処で提供されるのは

カップラーメンだけで、その上公営施設らしく、管理人の愛想も悪いので

ビール以外は期待しないのが賢明かも。 

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お昼を過ぎて、鉛色だった空が、だんだんと薄日も差しだし。廻りの山々も

姿を現しだした。西方向に鳥甲山とその彼方に、霞みながら北アルプスらしき姿も。

のんびりしたいが、風が強く、寒い。早々に下山。

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登りではガスで見えなったブナの黄葉も帰路では、ばっちり。 

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下りは。濡れた岩場や、ぬかるみ、網目状に露出している濡れた木の根

に注意して、ゆっくり下り過ぎ。登りよりも時間がかかり。3時間半以上

かかって登山口駐車場に帰り着く。


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尾瀬 至仏山 [2014年の山]

至仏山(尾瀬)

 2014年10月2日

尾瀬の紅葉シーズンには戸倉から鳩待峠へは交通規制がかかり

通行出来ない。戸倉第一駐車場に車を置き、ジャンボタクシーに

乗り合わせて6時半の便で鳩待峠に向かう。

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鳩待峠から川上川の谷筋に沿って、紅葉の中を山の鼻に向かって下って行く。 

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 尾瀬ヶ原の南入口、山の鼻。

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草紅葉の中、燧ケ岳を正面に見ながら尾瀬ヶ原を散策。 

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竜宮十字路からは山の鼻にUターンして至仏山に向かう。

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至仏山、登山口

標高は約1400mなので標高差は約830m程

ガイドブックのタイムは3時間になっている。

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東面登山道(山の鼻~至仏山)は上がり専用の一方通行

山の鼻~高天原~至仏山~小至仏山~オヤマ沢田代と経て

バス停のある鳩待峠へと帰って行くコースだ。 

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高天原の手前付近までは振り返れば尾瀬ヶ原を望める

紅葉・黄葉した樹林帯の中を歩く快適な道中なのだが。

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やがて岩肌が酸化して赤茶色になった蛇紋岩が現れてくる。 

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木道がつけられいる個所は問題ないが、無い個所は気を使う

蛇紋岩の岩肌は、ただでさえ滑りやすいのに、幾多の靴で何十年も

磨かれた岩角は本来の地肌を出してツルツルに黒光りしている。

晴れていてこれだから、雨で濡れた時には不容易に足を乗せると

たちまち滑ってしまうこと確実。このコースが上がりの

一方通行になっているのが植生保護だけでなく

安全面からの対策にも、なっているのに納得できる。 

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至仏山、山頂 2228m 

いくら平日だと言っても、人気の尾瀬なのに山頂には誰も居ない。

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しばし展望を楽しんだあと、次は南に見えている小至仏山に向かう。 

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小至仏山 2162m 

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 オヤマ沢田代の草モミジ

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小至仏山から見えていた、オヤマ沢田代の池塘からは、スベリ易い岩稜帯を

抜け再び樹林帯へとなっていく。昨年や今年になって付け替えられた

新しい木道もあって歩き易い。オヤマ沢田代から鳩待峠の下りはガイドブック

では1時間10分になっていたが、16時半のバスにはギリギリになりそう。

次の便もあると下って行けば、果たしてバスは出た後で

最終の17時10分のバスになったのだが、バスには他に誰も居ずの貸切。

結局、人気の尾瀬で日本百名山なのに至仏山では誰一人にも会わず仕舞だった。


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雲ノ平 Ⅱ [2014年の山]

雲ノ平Ⅱ 三俣蓮華岳・黒部五郎岳

まだ暗い5時前に三俣山荘から、まず三俣蓮華岳へ向かう。

双六岳巻き道と蓮華岳への分岐点。三俣峠

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三俣蓮華岳2841m、山頂

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2350m付近の五郎平へは向かって、500m程の下り。8時前に

三角屋根のある、黒部五郎小舎に着き。温かいコーヒーを飲んで一休憩。

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五郎小舎からは稜線を巻くカールコースへ。晴れていれば、カールの

残雪地に咲き残る花々が見れたり、雲の平を眺めながらの歩きなの

だろうが。この霧雨の中では、すぐ先も見えない。 

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しかも、岩がゴローゴローしているから五郎岳だというだけあって

カールの底部からは五郎岳へ向かっての岩屑だらけの急な登り。 

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五郎の肩からは空荷で五郎岳へ。

山頂は風が強く、体がよろけるほど。晴れていれば穂高連峰をはじめ

北アルプスの山々が見渡せれる絶好のビューポイントらしいが残念! 

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中俣乗越まで来たら、籔漕ぎしながら上がってくる人影があったので

道迷いかと思ったら、この悪天候の中を赤木沢で沢登りして、上がって

きたとか。先月の台風時に遭難がありテレビや新聞を賑わした沢だが

大変キレイで沢登りでは、非常に有名な場所らしい。 

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赤木岳を過ぎ。次は北の俣岳なのだがニセピークが続き、中々

辿り着けない、雨の中を単調な稜線歩きが続く。

北の俣岳を越せば、所々に木道も現れ、下っていけば。広い太郎平

になり。立山の弥陀ヶ原によく似た、池塘が広がる雄大な風景になる。

草原の草は少し黄色くなり、今月も末になれば一面に草紅葉が広がる

秋山の装いに変わっていそうだ。

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太郎山の三角点は木道から往復5分ほどの小ピーク。

太郎平に向かって木道を下って行き、再び太郎平小屋に着く。

早速、まず着替えをして、びしょびしょになった服やザック

靴を乾燥室に吊るしに行き、やっと一段落、本日の行動時間

は11時間over。さすが疲れました。

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雲ノ平 [2014年の山]

雲ノ平 そのⅠ

1日目

朝の4時に徳島を出て、北陸道の立山ICから県道立山公園線で立山方面に走り

途中の有峰口から、有料(1900円)の有峰林道で登山口の折立に向かう。

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登り初めは樹林帯の中を、路面が深くえぐれた太郎坂を上がって行くが

広い有峰ダム湖が見渡せる三角点休憩ポイントからは、草原も現れだし。道も幅の広い

石畳みとなり、それが延々と続き、やがて太郎兵衛平の一端からは木道となり

太郎平小屋も見えて来だす。

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太郎平小屋前の広場から、すぐまじかには、ゆったりと大きな山容をした薬師岳

谷を挟んで奥に水晶岳、祖父岳の背後に鷲羽岳が頭を覗かせ。三俣蓮華岳

黒部五郎岳と雲の平を取り巻く山々が展望。

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2日目 

太郎平 小屋では狭い3畳間ながらも個室にしていただけ、大部屋特有の

出発する方の準備で3時頃から、続々とざわつきだし、眠れぬ時間を過ごすこと

なく翌朝を迎えられラッキーだった。心配の天気も、まだ持ちそうな空模様だが

明日以降の天気が悪そうなので、雲の平で、ゆっくりせず、今日は三俣山荘まで

を目指す。笹原の木道から徐々に薬師沢に下って行き、何度か渡渉し

昔は河童が住んでいたと云うカベッケ原の笹原(昔は湿地だったそうだ)に

までくると薬師沢小屋はもうすぐ。

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薬師沢小屋前の吊り橋で黒部川を渡り、大東新道との分岐から雲の平への

直登コースで雲ノ平に向かい上がって行くが。ここは標高差500mほど、ながらも

苔むした岩だらけの登りが一直線に続く急坂で上がりきるのに2時間近くを要した。 

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急坂を上がりきると、雲の平の末端に足を踏み入れる。

木道が現れ、しばらくするとシラビソ、ハイマツなどの針葉樹林帯

の風景から名づけられたと思われる「アラスカ庭園」の休憩ベンチ。 

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ここからは木道が延々と続き、やがて広大な「雲の平」の真ん中に立つ

雲の平山荘が見えて来る、当初はここにも泊まり祖父岳からワリモ岳・鷲羽岳

にも行く予定ではあったが、天気が少しでも良いうちに先に進むため。 

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 雲の平山荘からは鷲羽岳を省き、爺岳の中腹を巻いて三俣山荘に向かう。

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日本庭園をすぎ、まだ雪が残る雪田まで来ると「雲の平」の東端と

なり、鷲羽岳のゆったりと広がる稜線の鞍部に三俣山荘が見えて

来るが、その前には黒部川源流の谷が待ち構える。

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谷まで下り、黒部川源流を渡渉し。

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鷲羽岳を見上げながら、三俣蓮華岳との稜線へと

高山植物がまだ咲き残る沢伝いの道を上がり詰めていく。 

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三俣山荘に辿り着く。小屋は中を改築したようで綺麗だし、小屋番の

人達も良いのだが、夕食がジビエ料理でシカ肉のシチュー。小屋自慢の

メニューなのだが、個人的には普通の牛肉を使ったシチューが有難かも。 

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白山 [2014年の山]

白山(平瀬道)

2014年7月30日~31日

 白水湖、湖畔の平瀬道登山口。

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直ぐに原生林帯の登りになり、車道と何度か交わる人工的な砂防新道

と違い自然の趣は、こちらが濃い。

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名前どうり、あちこちが崩れている、三方崩山。 

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白水湖は不思議なエメラルドグリーン色の湖面

湖底に温泉が湧き出ているのが原因とかで、帰りに入った

白水湖露天風呂には、湖面の色が濃い時は温泉成分も濃いと

案内してあったので、温泉か谷から流れこんだ火山成分かも。

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ちょうど道中の半ばほどにある大倉山避難小屋。

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大倉尾根を登り切りると展望歩道の分岐と交わり、なるい室堂平。

ビジターセンターの赤い屋根も見えてくる。

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途中で小雨に会ったものの、大したことなく。五時には室堂着

白山比咩神社は改築中で、完成まで2年ほどかかるらしい。

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翌日は三時半頃、周囲のざわつきで起こされヘッドランプを灯し、山頂へ。

以前は5月や6月の登頂だったので。寒くて、とても山頂では長居できなかったが

今回は7月も末とあってダウンベストにヤッケで全然大丈夫、1時間以上も長居。

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4日前の御嶽山からは白い雪渓の残る白山が良く見えたが

こちらからは霞んでボヤッとしか見えず、期待のアルプスも

水平線に広がる雲の中とあって、少し残念。

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ご来光の後、一旦センターに帰り、朝食。

ペットボトルを下げて、空荷でお鉢巡りし、雲上のお花畑を堪能する。

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ハクサンコザクラの群生

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クロユリ

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AM10時下山。

登るの際には、とても行く気にならなかった大倉山山頂の案内

地形図にも三角点が記されているので、やぶを掻き分け探りにいったが

やぶが深く不明。 途中で出会ったペアの方は、大倉山避難小屋で泊まるとか

ご来光を狙わ無ければ、混雑間違いなしで食事もイマイチの室堂より、寝袋と

食料さえ背負えれば、快適な事だろう。

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室堂から3時間5分、登山口の休憩小屋に着き

湖畔の大白川露天風呂に入浴。しかし、ここは源泉かけ流しの

温泉で洗い場がなく、シャンプーや石鹸が使えず汗を流すだけ。

体を洗い流したい方は、しばらく我慢して麓の平瀬温泉へ。

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御嶽山 [2014年の山]

御嶽山

2014年7月26日

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標高2180mの王滝登山口は概に雲の上

雲海の上に頭を出しているのは八ヶ岳連峰。 

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王滝頂上から剣ヶ峰へ。 八丁ダルミには登山者や参拝者が列を。

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剣ヶ峰山頂 御嶽神社奥社。 

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山頂 3067m

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さすがは日本第3位の3000m級独立峰

奥宮の建物が無ければ360度のパノラマが見れそう

しかも今日は雲一つない晴天、継子岳の後方は乗鞍岳

その後ろには穂高、槍など北アルプスの山々が連なり

さらに遥か後ろには富士山も頭を出している。

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三の池、五の池方面

当初は、山頂火山湖巡りをして今夜は五の池小屋に泊まる予定だったが

予約を入れた段階で花のベストシーズンの土曜日とあって、相当な混雑

と言われ断念、また機会があれば今度は濁川温泉から登って泊まって

みたいものだ。

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万年雪の残る「二の池」

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すごい荷物を背負ったボッカさん。

見覚えあると思ったら、NHKの日本百名山などの番組でガイドを

されていた方、普段はガイドでなく、こちらが本業とか。

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西穂高岳 [2014年の山]

西穂高岳

2014年7月25日

甲信越地方の梅雨明けも発表となり、週間天気予報も、お天気マークが連続し

好天とばかり思っていたが、西穂山荘への登りは霧雨の中となった。

翌日は徐々に天気は回復との予想に期待してガスの中を4時半過ぎに山荘を出発。

日が登るに連れ、少しずつガスも薄れだし。独標も姿を見せだした。

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ピラミッドピークを過ぎてからは、吹きだした西からの強い風に湧き上がって

くるガスが吹き返され西穂がようやく姿を現し。

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振り返れば独標の上に立ち並ぶ人影や稜線を歩く人々の姿も。

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山荘より3時間15分、西穂高岳に到着

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山頂で休んでいるとヘルメットを被った方達はジャンダルムに向かって行く。

あと、十歳若かったら挑戦したかもしれないが、この西穂と奥穂の間は

これから先、行く事はまずあり得ないだろう。

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帰路は、まだガスが完全には無くなっていないものの、左右にはどっしりと

した笠ヶ岳や霞沢岳。麓に目をやれば梓川の川並や上高地が見られ。

丸山へは観光客も交じって次々と人が登って来る。

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西穂山荘の背後には焼岳。

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千石園地に下り降る頃には、すっかり晴れ間が広がり独標から

西穂高への大小、10のピークも完全に見渡せれ。

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播隆上人像の出迎えをうけ、ロープウェイ乗り場着

次の目的地「御嶽山」に向かう。 

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オオヤマレンゲ [2014年の山]

高ノ瀬山

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今年のオオヤマレンゲは久しぶりに地元徳島の高ノ瀬山。

台風8号が過ぎた直後なので登山道の荒れ具合や花の傷み具合が

心配だったが、目立った被害は受けていない様子だった。

見の越から名頃に向かって20分ほど走っていくと途中にある、奥祖谷かずら橋

から祖谷川を渡り、剣山三嶺縦走路の丸石分岐に向かうのだが。

料金場横の駐車場に車を停めていたら、前の観光土産店の方から

「ここはうちの駐車場。」と言われ、反対側に移動。登山者は長時間駐車

するので、店の真ん前では観光客目当ての店では歓迎されないのか?

奥祖谷二重かずら橋の雄橋を渡り、丸石谷川に沿って沢道を登って行くが。

 台風が過ぎ去った直後とあって、どこから流れ来ているのかと思うほど

小さな沢からも轟々と谷水が流れおち、谷間に水音が響き、うるさい位だ。

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国体橋からは尾根をつづら折りの急登りになる。

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剣山~三嶺の縦走路に合流。

奥祖谷かずら橋から2.4kmとなっている。 

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高ノ瀬山を過ぎて、オオヤマレンゲの群生地がある中東山分岐のピークには新たに

稜線に沿ってネットが張られ。肝心の北斜面の群落には、立ち入れ無いようにしていた。

私もそうだったが、以前は転がり落ちそうな斜面を下って、写真を撮っていたので。

鹿の食害防止と共に人害で根元が踏み荒らされないように、してあるのだろう。

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したがって花の鑑賞、写真撮影はネットごしから見える木からのみ。

台風で落ちたのか花数はちょっと少ない感じがする、蕾も沢山付いては

いるが花期的には終盤、海の日の連休までだろう。 

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帰りに渡った二重かずら橋の雌橋 

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シロヤシオ [2014年の山]

シロヤシオ

2014年5月17日

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 アケボノツツジはもう終わり、つぎはシロヤシオの出番。

高丸山~雲早山の縦走路では、標高の高い場所は、まだ蕾だけで一輪も

咲いていない木もあるが、日当たりの良い尾根では、すでに満開の木も

あり。これからも次々と開花しだし今週末まで楽しめれるのでは。

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シャクナゲも徳島の山では、裏年続きだったのか、近年では花が

あまり見られなかったが。ここでは、どの木も花を咲かせており

重そうな位に、たわわに花を咲かせている石楠花の大木も見れた。

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場所によっては、このような石楠花とシロヤシオとミツバツツジ

が一か所に一度に咲いている珍しい場所も。これで咲き残りの

アケボノツツジがあれば四者揃い咲きなのですが。 

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そのアケボノツツジも少し咲き残っており、これが今年の見納めだろう。 

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白花アケボノツツジ [2014年の山]

西門山・稲叢山

2014年5月4日

 白花アケボノツツジ

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アケボノツツジも満開

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二年前に白花のアケボノツツジを見に東三ッ森山に行ったが

雨模様の上に見つけた2本は、とも花が少なくイマイチだった。

今度は大木があると聞く、高知の西門山に出掛けた。

大豊ICで降り、国道439号から黒丸へ

途中の「アメガエリの滝」は新緑が眩しい渓谷美

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一旦、ダム湖に寄り。稲村トンネル(なぜか山名以外は稲村だ)に向かう。

駐車場はすでに満車。どうにか出入りの邪魔にならないよう停め、出発しよう

としたら、彩雲が出ているとで(翌日の新聞記事で知ったが「環水平アーク」

という現象で東京や大阪でも見られたそうだ)はたまた遅れ11時前になった。 

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鞍部から西門山へ向かう。 

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途中のピークから、ちょっと外れた下で待望の白花アケボノツツジ

を見れた。隣のアケボノツツジとで紅白の花が共演、バックは

好天の青空と舞台装置も抜群。四国では4ヶ所に白い花の木がある

そうだが後2ヶ所はどこだろうか?(知らない人には、「それは

シロヤシオ」だろとかタムシバと知った顔されるのが困りもの)

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ズームアップ

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もちろんピンク色の曙ツツジも満開で、天気も花期も丁度いい

時に来れて大満足。山桜も残っており、ミツバツツジは高度1000m

付近より下では満開。ゴヨウツツジ(シロヤシオ)は、まだまだ固い蕾。

シャクナゲは花芽少なく蕾も固い。雪が残り、寒いはずの鳥取の那岐山で

シャクナゲが 満開で南国高知でまだとは?よく判りません。

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西門山 1496.7m

先着は1組、道中に行きあった人もほとんど無かったので

トンネル前駐車場やダム湖の駐車場に沢山停まっていた車の

ほとんどが稲叢山に向かったようだが、花も展望も良い

こちらの山が何故人気がないのか?まぁお蔭で静かにゆっくり

アケボノツツジを楽しめれたので、こちらとしてはありがたい。

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展望も石鎚山~瓶ヶ森林道沿いの山々~平家平や大座礼まで

さらに、赤石山系の山々も頭を出しての大パノラマ。 

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帰りは稜線伝いに稲叢山まで足を延ばし、今度は、これまた誰も

居なくなっている山頂の岩テラスを貸切で手箱・筒上山を眺める。

駐車場への帰りは四差路からダム湖コースで下り、途中から踏み後を

辿ってトンネル手前の林道に降り、3分ほどの歩きで駐車場へ帰り付く。

満車となっていた駐車場の車も数台となって、それも次々と出て行き

最終になってしまった。帰路はまだ走ったことが無い稲村トンネル

を抜けて、国道194号線で愛媛の西条に抜けるコース。

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酷い山道かと思っていたが幅員もあり走りやすい林道だった。

木の香温泉で汗を流して帰るつもりだったが連休中とあって

アメゴ釣り大会とかのイベントもありで大賑わい、これでは

ゆっくりできないと、相変わらずだが西条の武丈の湯になった。

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イワウチワの花を求めて。 [2014年の山]

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福井の荒島岳で、その姿を見て、すっかり気に入ってしまったイワウチワを

今年も見に行こうと、高知の知人と群落地がある那岐山の鳥取側に行く。

津山ICでおり、国道53号線で鳥取に向かって走り、那岐駅の案内と

共に立つ那岐山登山口の大きな道路標識に従い県道295号で河津原へ

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10台ほど停めれる登山口の駐車場に先行車は3台

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駐車場直ぐ。林道わきの登山口から西仙コースで登る。

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分岐からは渓流コースをとる。道は沢を右に左にと何度か渡り返す。

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沢のほとりに立つカツラの巨木

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標高920m付近、尾根コースと交わる「馬の背小屋」

途中の群生地ではイワウチワの株は、たくさん確認できるが花はさっぱり。

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稜線に建つ那岐の家。

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山頂避難小屋の手前で出会った方が軽装だったので地元の方と思い

雪山の時に来る度に、お目に掛かる、この山を冬でも裸で毎日のように登る

「那岐の鉄人」さんの様子をお訪ねすると。今日も裸で既に下山したとの事。

はてさて鉄人には何千何百回目の登頂になっているのか?

また、この冬にもお会いしたいものだ。

今年は春先に雪が多かったので、まだ白い氷ノ山が見えるはずだが山頂での

展望は悪いし。時間もまだ11時前なので、お昼は麓でと先に進む。

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稜線を岡山側のAコース・Bコースの分岐を過ぎ東仙コースで下山。

途中の群生地でようやくイワウチワに出会ったが、いずれも咲き残り

とあって花が痛んで、期待した華麗な花の面影がない。

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代わりにシャクナゲが、どの木も沢山の花や蕾を付けて満開。

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昼食休憩をとっていないので所要時間3時間半で駐車場に帰り着く。

せっかく花を見に四国から来たのに、ほとんど見れず物足らない。

同行者から此処より恩原高原の山がイワウチワが断然多く他の花も

多かったとお聞きし、まだ12時半なので、早速向かうことにする。

一旦、鳥取に入り国道432号で辰巳峠から再び岡山側に入るのだが

その途中で盛んに「やるき地蔵」の案内が出てくるので寄ってみる。

途中の民家の道端や田畑のあぜ道ではニリン草が雑草の如く咲いている。

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やるき地蔵は弥留気地蔵尊の当て字なのだが、どうも古くからのもので

無さそう。居合わせた地元のおばちゃんに霊験を尋ねても、「さぁ、どんなもんか」

の返事だが、気は心と、お参りしたが。はたして皆さん、やる気が出たかは?

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こちらの山では、林の中や沢には、まだまだ雪が残っており

イワウチワは、まだ蕾もあり丁度、見頃だったし

数も斜面一面に咲く個所もあり那岐山とはケタ違いの多さ。

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山桜やタムシバの花も残っており、可愛いイワナシの花も咲いていたと

あって。お昼もろくに食べずに廻ってきた甲斐ありで皆さん大満足。

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さて来年はどの山でイワウチワの花を見れるだろうか。


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赤星山(皇子渓谷コース) [2014年の山]

赤星山(皇子渓谷コース)

ゴールデンウイーク時期定番の花として筆頭は、やはりカタクリ。

愛媛の赤星山へ、瀬戸内海側の皇子渓谷コースで見物に行く。

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土居ICを降りてすぐの野田登山口に7時10分頃着く。

今日からゴールデンウイークとあって少し花期には早いがカタクリ目当ての車で

概に満車かと思っていたが一台も停まっていない。シーズンにはまだ早かったか?

 登山口より距離4.5kmの標識

高度差は1100mほど、距離・高度差からして歩行3時間以上は覚悟しなくては。

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大地川沿いに、木橋で右岸左岸をいったりして高度を上げていく。

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新緑のグリーンの間につつじの赤、散り際のサクラやタムシバの白と色とりどり。

見上げた断崖の上にはアケボノツツジらしきピンク色も見えている。

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渓谷美にあわせて滝も次々と現れてくる。

機滝 

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滑床になっている布引滝

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他にも降りて、滝つぼの傍まで行って見たい滝もあったが、まだ、ようやく

半分位しか登っていないとあって、まだまだ先は長いので見送り。。

道は滝見物に訪れる人が多いからだろうか、登山道としては良く整備

され幅員もあったが、朽ち果てた作業小屋を過ぎ千丈滝分岐より

尾根に上がりだしてからようやく険しい登山道らしくなる。

(尾根に上がらず川に沿って千丈滝方向に進んでも合流のようだ。)

赤星山から真北に伸びる大きな尾根に取り付くと、明るい雑木帯

になり、日当たりのよい斜面にはカタクリの若葉が出ているが

いずれもまだ蕾で開花しているのは見当たらない、山頂はすぐ先。

赤星山1453.2m 二等三角点 点名赤星山

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先客は6人ほど、かってシーズンに行った時の人出に比べたら雲泥の差

地元の皆さんは花期のピークを良くご存じ。それでも気の早い株がぽつぽつ

と開花し、咲いたばかりの花弁をカールさせた姿は、やはり春の妖精。

帰路は豊受山に向かって縦走路を行く、次々と続くツツジの大木には蕾が

膨らみ始めている。開花したら、素晴らしい花のトンネルになりそう。

豊受山手前の鞍部から尾根につけられた新道で大地川の渓谷に周回する。

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しばらくは植林帯だが、やがて芽吹いたばかりの新緑が目に柔らかな自然林になる。

ハシリドコロやヒトリシズカ、ハルトラノオなどが満開。山芍薬もあちこちにあるが

残念ながらまだ固い蕾で、咲きだすのはの一週間程先になりそうだ。

日陰の谷には、まだ雪が残っているとあって今年は遅めなのかも。

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14時半に駐車場まで帰り着いたら、車が5台になっていた。

地元は一台で後は岡山や山口の県外ナンバー 。

新居浜や伊予三島の市内からわずかの距離に自然豊かな山を楽しめれる

とは羨ましい限り、今までは法皇トンネルを越えて銅山川側から法皇山系

や赤石山系に登っていたが、これからは瀬戸内海側からもチャレンジしなくては。

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土居から見た右、赤星山と左、豊受山。

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GPSトラック図

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 カタクリ

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イチリンソウ

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ヒトリシズカ

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影五郎 [2014年の山]

影五郎1147.99m)

2014年4月19日

県南の高知と徳島の県境沿いに三角点名が「影五郎」、地元では五郎丸とも

言われているらしい、およそ山名には似つかわしくない名をもつ1000m峰

があったのでM氏と行って来た。場所は地形図に山名は載っていないが貧田丸

と湯桶丸の中間位、県境より100mほど東に三角点だけ記載のあるピークだ。

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海部川に沿って国道193号線を北上、皆の瀬で県道148号線に

入り大比より高知との県境に進む、大比には大木屋小石川線通行止めの

表示が出ているが以前より神戸丸や吉野丸に向かうのに、ここを通るが

その度に、通行止めの表示を見る、ダメなら大木屋林道から取り付こ

うと走ったが県境まで大丈夫だった。

県境の大木屋小石川隧道の高知側にある広場から支尾根に取り付く。

地形図では、何でもないと思われたが、登るというより這い上がる

というのが適切な急登もあり、登り始めから息が切れる。

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稜線にあがったら、高知側はけっこう伐採がすすんでおり見晴らしが

よく、道もはっきりしている。

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杉や檜の大木が次々と現れる

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満開になった馬酔木の群落もあちこちにあり、南の山なので

どうせ展望も花も無い植林帯か雑木の中を歩くのでは思って

いたのでうれしい予想外。

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かっては背丈を越すスズタケのブッシュで苦しんだだろうと思われる

個所も、スズタケが全く枯れて歩きやすい。

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方向転換点となる1061m標高点(仙現丸?)や1140mのピークでは

満開の馬酔木に花芽をつけたシャクナゲやツツジの大木が見られ

展望も良いので花の時期には絶好の休憩ポイントになりそうだ。

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道中の小ピークにはどこも大木が切られずに残っていた。どの木も根元には

ワイヤーロープが残っているので高架作業の際に支点に使うため残した? 

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山頂手前からは西側は甚吉森に至る県境の山並みと

高知の山々が見えるのだが同定できたのは雁巻山くらい。

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 東側は出羽島やその後ろに牟岐大島も霞んで見える。

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山頂三角点 点名「影五郎」1147.8m

124座目となる徳島1000m峰をゲット

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シカの糞を見かけ馬酔木等のブッシュをかき分けたので注意して

いたら、やはりあちこちでダニに取り付かれる。

風が止むと頭の上ではスズメバチやアブが飛び回るので防虫対策も

必要。足元ではイバラの新芽も目立つので、これから先は歩きにくく

なりそうで適期は3月・4月になるのでは。それより前は登山口までの

地道に散らばる屑石が雪に隠れて見えず思わぬパンクに注意が必要だろう。 

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沓掛山・黒森山 [2014年の山]

沓掛山・黒森山

2014年4月15日

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例会山行「沓掛山」の下見に行く。

登山口には先着の車が一台

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地形図の1320m付近で等高線が大きくひろがった平坦な所が

丸山荘を経て笹ヶ峰へ向かうコースとの分岐点「宿」

別子銅山で精錬に使う木炭の集積地だったと云うだけあって

木炭の屑が残っていたり建物があったと思われる石積も残る。

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山腹を斜めに折り返しながら標高約1450mの稜線、西山越えに上がってくる。

ここからも右に進めば水平道で丸山荘を経て笹ヶ峰へ。沓掛山へは左に。

歩き良かったのは、この先まで。雪の重みで倒れているままの笹や

残雪で登山道がはっきりせず、仕方なく適当に笹の上を歩いて行く。

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沓掛山への取り付きからは、道に覆いかぶさった笹を足でかき分け

ながら登るために余計な労力を強いられる。

山と高原地図では登り45分、下り25分になっているが、笹で見えない

足元を確かめながら25分で下るのは、ちょっと無理では?

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登山口から3時間かかり沓掛山に着く。

昼食・休憩を除けば2時間15分くらいか、ガイドブックでは所要2時間 

沓掛山1691m

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沓掛山で後ろを振り返れば、大展望だ。

笹ヶ峰のたおやかな頂が大きく広がり東にチチ山、平家平、三ツ森山と続き。

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西は寒風山、伊予富士、瓶が森が連なり、その後ろに筒上、手箱山

石鎚山が控え。雪の残るパノラマは四国とは思えない光景だ。

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沓掛山から転がり落ちそうな急傾斜を下り黒森山に向かう。

登り返したピークからはシャクナゲがトンネル状に群落を作っている

個所もあちこちに、しかし花芽を持つ木は少なく今年も裏作か?

曙つつじの大木も目立ち来月は花の山になるのだろう。

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黒森山では西側は樹木で遮られ展望はないが、東側は絶壁のため

展望良好。真正面に大きく赤石山系が控え、その右はるか奥には徳島の剣山山系

左に視線をやると新居浜市街や瀬戸内海を見渡せる。 

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花のほうは雪解け水の豊富な沢筋で何か咲いているのではと期待したが

山芍薬がつぼみを付けている位で、やっと雪解けになった頃の為か何もなし。

わずかに沢の日当たりが良い場所で雪割りイチゲが咲き残っていた。 

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