塔ノ丸 [2012年の山]
塔ノ丸
2012年1月22日
塔ノ丸へのお誘いがあり同行させていただく、週末の天気予報がよくなく
しかも前日まで雨のやまない空模様が続いた為、山行が決まらず
当日朝の天気次第だったが、まだあけ切らぬ空を見上げると雨は
止んでいる。このまま降らずに、もってくれと願いつつ438号線を剣山
に向かって車を走らす。
車を旧剣山スキー場に置き、第7ヘヤピンへと舗装路を下って行く。
第7ヘヤピンからは山腹を巻いている林道を進むと15分ほどで小島峠
からの尾根道に合流、気温が上がっているので雑木を飾っている樹氷
は融けだし、あちこちでバラバラと落ちだしている。
壺足で登っていくが、だんだんと雪が深くなって体力を消耗していくので
ワカンを着け一番若いS君にはスノーシューで先頭にたってもらう
稜線に上がったら昼前とあって、雪原には先行者の足跡がすでに何本もついて
いる、空はだんだんと晴れ出し悪天候を覚悟していただけに嬉しい誤算だ。
山頂手前には先行する7人ほどのパーティーの姿が見えている。
第7ヘアピンから2時間20分で山頂着、もう正午を過ぎているので
先着の方々はお昼の最中、なんと同行しているうちの1人が山行を共に
した事もある香川の山の会の方々だった。
尾根の向こうには三嶺が山頂を白く輝かせている、その左側
には先週に行った東熊山が三嶺~剣山縦走路上のこぶのよう
に見え、白髪山がその頭を覗かしている。
山の天気はすぐに変わるといわれているが、暫くすると風が出てきて
貞光川の谷筋からは黒い雲があがって、間近に見えていた矢筈山や
黒笠山が雲に隠れ出した、早々に下山にかかる。
夫婦池に向かって帰られているパーティーのスノーシュー跡を踏んで
いくがワカンではちょっと力を入れて踏み込みと、たちまち落とし穴に
嵌ってしまう、笹原の上ではスノーシューに軍配が上がります。
雪だと下りは楽勝、登りの半分もかからず一時間少々で下ってきた。
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