寒風山（新年初登山）

２０１１年１月３日

寒風山

２０１１年、新年の初登山は昨年と同じ寒風山へ

同好会の方達と自主山行で樹氷見物に行く。

 大晦日からの山陰大雪の余波で寒風山トンネルを抜けた

一ノ谷からの旧道は早速の雪道、その為か旧寒風山トンネ

ル南口の寒風茶屋前の駐車場にはわずか４台、昨年は満

車で下の回転場に駐車したのと大違いだ。

 

積雪は４０ｃｍほどだろうか深いところではピッケルが

すっぽりと埋まってしまう。先行の方や元旦、二日にか

けてラッセルして踏み固めていただいた皆さんに感謝。

吹き溜まりでは雪の壁ができている、ここのラッセルは

胸元まで埋まって大変だっただろう。

 

桑瀬峠からの伊予冨士、同じ頃に駐車場を出たスノーシューを

背負った方が一人で向かって行かれた。

 

笹原はすっぽりと雪に埋まりスキーのゲレンデ状態

 

 

大岩直下からの尾根の東側を巻いていく道中は高度感

抜群、滑り落ちたらそのまま眼下の瓶ヶ森林道まで転が

り落ちそうで緊張。

 

雪は多かったが期待した樹氷は少ない昨年は真っ白

の樹氷のトンネルだった箇所も枝に積った雪だけだった。

 

 

こちらは昨年の同じ場所

 

 

その代わりに雪が多かったためか木々が、ちょっとした

スノーモンスターもどきになっている。

 

岩峰を背後に山頂まじかの尾根道にかかる。

 

寒風山1763ｍ頂上

四国百名山にもなって有名な山だが三角点はない

 

３６０度の展望も石鎚方向はガスがかかって見えないが

北は燧灘の西条～今治の海岸線から赤石山系のパノラマ

東は冠山や平家平の背後に雪を被って白くなっている剣山

南は稲叢山等の高知の山々を満喫

 

山頂の温度は５度、２００ｍ以上低いといいながらも

２日の剣山山頂が―６度だったらしい事を思えば暖かい、

寒風山の名のとおり冬場は風が強い山らしいが、それも

無く。天気予報が曇りで降水確率が４０％と降雪も覚悟し

ていたのにちょっと拍子抜けだったがお陰で往路３時間

復路２時間１５分とゆっくりと時間をかけて雪山を楽しめた。