白髪山 [2011年の山]
2011年2月5日
白髪山
先はkamokamo隊M氏と県西の剣山だったので、今回は
M氏のホームグランドである別府峡からの三嶺方面に向かう。
M氏は三嶺を狙いながらも雪が深いため何度か阻まれている
2月になって暖かい日が続いているので少しは雪が溶けて
締まってきているのではと、期待しての山行だったのだが。
国道195号線で四つ足峠トンネルを越え高知の香美市物部から
別府峡谷の物部川を遡っていく峰越林道別府西熊線に入る
大栃林道との分岐から路面の雪が深くなり、凍った轍にタイヤを
取られ車が左右に振られだし、やがて分岐よりヘヤピンカーブを
2度曲がった地点で車体の底がつかえてギブアップ、車を路側に
置き、林道を20分ほど歩いた白髪別れへの直登コースで取り付く
無雪期なら別れまで1時間もあれば余裕で辿りつくのだろうが雪深
き直登だけにキツイ!パワーあるM氏には相変わらず先頭を行って
もらいながらも休み休みで待ってもらわないと息がつづかない。
雪がもう少し硬かったら楽なのでしょうが結局2時間以上かかって稜
線にたどり着く。
とてもじゃないがこの雪質で三嶺は無理なので白髪山に向かう。
白髪別れにて、背後は高ノ瀬につづく稜線
次郎笈、剣山、そして少し離れて丸笹山
同じく白髪別れから見た北方向の展望。手前カヤハゲと中央に三嶺
その右後ろには矢筈山、黒笠山、津志嶽の山々
白髪別れから白髪山に向かう途中には中央に地蔵の頭、その
後ろに牛の背、左にはピラミダルな天狗塚の遠望が得られた。
もう直ぐ山頂の地点で山スキーらしきトレースが雪原に描かれて
いる、行きと帰りの2本のみなので単独、結構急な斜面を小刻み
にターンしながらの下っている跡が植林地まで見事に残っていた。
30分少々で下山、途中はじめて単独男性の登山者と出会う
白髪山登山口からは峰越林道を歩いてですが深いところでは
ガードレールの高さまで雪が積っているので、下りと言ってもな
かなか大変、まだまだワカンを外せません。雪の林道歩き40分
でようやく車まで辿りつく。
Mさん今回もラッセルご苦労さんでした。
帰りに撮った画像ですが大栃林道分岐の下で大きな落石が
道を塞いでいます、軽四でどうにか通過できますが大型四駆
車ではキツイかも、右の写真の大岩は落ちたあと道路上で10
mほど転がったようで路面には大きな凹みができていました
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