中蒜山 [2011年の山]
2011年2月20日(日)
中蒜山
例会で本来は伯耆大山の予定ではあったが今年は記録的な
大雪とあって最近まで麓でも3m近くの積雪、山では6mなどと
南国徳島の住民からしたら想像もできない積雪、さらに暖かく
なってきて稜線の雪に何十mにもわたる亀裂が入っているらしい
雪崩の恐れもあり、話し合いで手軽な中蒜山になった。
まだ暗い朝4時徳島出発、7時前に塩釜冷泉着
塩釜ロッジの前に駐車させてもらい出発
7時過ぎとあってまだ夜が明けきらぬ、気温は氷点4度だった。
コースは地形図に載っている登山道でなく冬に使われている
らしい中蒜山から真南にP626m点に向かって伸びている
支尾根を直登するルート。
幸いにしてトレースが残っており、感謝です。
しかし山頂避難小屋の頭が見え出した付近でトレースは消えている
樹林帯を抜けた支尾根の雪庇にクラックが入っている。多分これが
不安か稜線に近ずくにつれ風が強くなり引き返したのだろう、少し西
側によってやり過ごす。
動物の足跡しかない尾根を上がって行くがここで猛烈な風に
見舞われ身を屈め吹き飛ばされないよう進むとやがて
昨年蒜山三座縦走の際見かけた山頂標識が見えて来た。
登山口より2時間50分、通常の登山道コースは無雪期では
小休しようにも風が強いので避難小屋のドアの前に積った
雪をスコップで掻きだして小屋の中に退避
登る前には帰路は通常の登山道に回るつもりだったが
この風ではと、元来た道を引き返し途中から折角ワカン
やスノーシューを背負ってきたので支尾根から外れて
樹林帯の中へ入って行く。登って行った尾根を西に眺め
ながら枝尾根や多分無雪期には水が流れているだろう
谷に沿って下って、やがて1合目標識に合流
1合目からは塩釜ロッジを目指して雪原の中スノーハイクを楽しむ。
点線が登って行った尾根です。
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