奈良吉野山 [2011年の山]
奈良吉野山
2011年4月13日
昨年は行くのが少し早かったため下千本がようやく満開
の頃だったが今回は、中千本が丁度満開で天気も良くいい
時候だった。下千本から奥千本までは3週間から一ヶ月は
花期に違いがあるようなので全山の満開を眺めようとする
と少なくても3回訪れなければならない理屈になる。
今回は吉野山観光駐車場が平日なのに満車で観光車道の
中千本方向に誘導され如意輪寺上の駐車場に車を停めた。
如意輪寺の桜、多宝塔のしだれ桜が一段と目立ちます。
吉野山の最高地点、青根ヶ峰を時間の都合で昨年行けていないので
ケーブルバスで中~奥千本までを手抜きする、金峰神社は折角の大木
だった参道両側の杉並木をなぜかばっさりと切り払い代わりに桜の苗木
を植樹している。なにか理由があったのだろうか?
近畿自然歩道の女人結界門より山道に取り付き青根ヶ峰三角点へ
三角点は点名 三等三角点 西川 858.04m
ここから先の熊野三山に向かう大峯奥駈道ではまだ吉野古道
(奥駈道旧道)四寸岩山、と山上ヶ岳がまだ宿題で残っている
がそれらの山が杉の木立の間から見え隠れしている。
下千本に向かう途中の高城山展望台からの眺め
左手に蔵王堂の大屋根が見えています。
樹齢100年以上になる大木が並ぶ中千本の桜は見事です。
途中の御茶屋さんの庭に咲いていた木ですが枝垂れ桃らしいです。
金峰山寺蔵王堂
帰宅して朝が早かったので、まだ読めていない日経新聞を
広げたら文化面に吉野山で桜守として桜の世話をされている
方の記事が載っていましたが、それによると吉野千本桜と言う
が現在は3万本あるらしいです。 先日、知人が大川原高原に
山桜を植えるのを手助けして、とりあえず100本植樹しましたが
100年後にはこの吉野山の桜のように大木に育っているかも。
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