志貴岳

志貴岳（1073.3ｍ）

２０１１年４月１０日　　　　　天候　晴れ

一宇から古見橋を渡らず直進し赤松地区から九十九折の道を

どんどん上がって行くと大宗集会所と可愛らしい林道の案内板

が目の前に現れた、その裏のお寺が宝珠寺のようだ。

ガイドブックでは左折して更に上にあがった処にある神社からが

登山口らしいが地形図を見たところ東に伸びている尾根から取り

付けそうなので反対方向に進んでいくと間伐材で土止めしてある

作業道があったのでそこから取り付く。

 

あがって行けば北面が植林地になっている尾根筋に

合流、地籍調査の杭もありそれを目印に西進

途中、分岐があり、巻いていけば黒いホースが何本か

走っている沢筋に出てきた、これが峠にいく道だろうと辿って

行くと５分程で宇峠だった。お堂の中の地蔵さんはエラク小さ

く以前は雨ざらしだったのか侵食でただの丸っこい石のように

なっている。対面にも地蔵さんなどがあるがそちらは野ざらし

御堂に入れられているのは何か謂れとか霊験があるのかも。

 

峠からは自然林の中、やたらアセビの木が多いが

花芽をつけていないのがほとんどだ裏年？

 

代わりに、北斜面のあちこちに白い花をつけたタムシバの大木が

よく目立つ

志貴岳　山頂

（三角点の点名等は国土地理院のシステムが停止中のため後日アップ）

山頂は周りの雑木が切り払われ日当たりもよく快適なのだが

松の大木が展望を妨げている、それが無ければ文句ない見晴らし

なのだが、東には友内山とその背後に高越山と奥野々山、その左

には八面山や赤帽子が見えるはずだが木の陰だ。

南には未だに雪が残っている剣山、次郎。そして西のまじかに津志嶽

とその後ろに矢筈山が連なって見えている、気持ちいい場所なのでお

昼には、まだ早いのだが食事し、その後シートを広げて暫し昼寝。

 

帰り道で日本一のウラジロの木を見てきましたが地蔵さんの祠の

後ろに３本の大木が右の木がそうでしょうか、ネットでみるとナナカマド

の仲間で桜に似た花が咲き、小さなりんごのような赤い実がなるようです。

モノレール軌道沿いの道を歩いていると赤松集落が眼下にその

向こうは剣山山系と景色はいいのですが高度は７００ｍ

こんな高所で昔はどうやって生活していたのだろうと思ってしまう。