剣山 [2013年の山]
剣山
2013年2月23日
20日に寒波がやって来て東北・北陸地方は大雪、徳島市内も
霙が舞って雪山が期待できる。週末はどこか冬山にと、様子見している
伊予冨士もしくは剣山系かと迷ったが大川原高原でも50cmほどの積雪だ
これでは伊予冨士はキツイかなと無難な剣山・次郎笈に向かう。
見の越では駐車場には2台停まってはいたが登山口への踏み跡は
無い、準備していたら香川ナンバーの車が来たが思案の様子。
20日から誰も登っていないのか、それとも昨日に雪が積ったのか
踏み跡が無い雪の登山道を西島駅に向かう。
登山口での気温は氷点下6度、空はどんよりとした鉛色の曇天
だったが、登るに連れ雲が切れだし時折青空が見え出す。
西島駅よりトラバース道を次郎笈峠に向かう
雪は膝まで埋まるがサラサラとした乾いた雪なのでラッセルは楽
ミニ雪崩を起こす沢筋も今の時期ならまだ大丈夫
鉛色だった空も雲が切れ広がった青空に、お塔石が映えている。
先月に来た時は雪が少なく地肌が見えていた次郎笈だったが
さすがに今回は雪を被って真っ白に輝いている。
剣山尾根との分岐でちょっと早めの昼食にしようと尾根の
風下に行くと笹原で日向ぼっこ、していた鹿の群れが警戒音
を出しながら逃げていく、カメラを出すのが遅れたので写真には
あまり写っていないが三十頭以上の群れで、今年は雪が少なめ
なので越冬できる固体数は多いだろう。
次郎笈に向かう鞍部の雪は風で飛ばされ少ないだろうと
思っていたら、雪尻が出来た尾根では膝上まで埋まり
ラッセルに難儀、このままでは時間切れが予想される為
次郎笈峠手前で断念し反転、剣山に向かう。
青空が広がる剣山山頂
ヒュッテの寒暖計の表示は氷点下10度
管理人が小屋の様子を見に上がって来ている気配があった。
何人かは登頂してきたようで刀掛への尾根道には踏み跡がついて。
下山した時は朝とは別の香川ナンバーの車が一台だけ残っていた。
雪が降ったあとの週末なので賑わいを予想していたのに半ば貸切状態
前月に続き、剣山・次郎笈で踏み跡のない雪の道を楽しめた。
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