荒瀬 [2013年の山]
荒瀬 1114.8m
2013年3月30日
今月はブログにアップするほどのない里山程度の山ばかり
だったが、月末になってkamokamo探検隊M氏と木頭の
荒瀬に行きこれで徳島県の1000m峰登頂は121座になった。
県南の山々は剣山系にくらべ人気がない、その中でも荒瀬はマイナー
な存在であまり登山の対象になることがなく、レポートがあっても宇井ノ内
集落から北に上がるルートばかりと面白みがない、地形図を眺めると
荒瀬の東P1001mから北東の尾根の先に建物の記号がある
ならば作業道や麓に下る生活道はあるだろうと推察して出かける。
木頭の栩谷口から南川林道に入る、まず日早からの取り付きを調べようと思って
いたのだが、いつの間にか通りすぎてしまい、美那川キャンプ場をすぎた大谷林道
分岐の先から南東の尾根にまずP1001m目指し取り付く、杉の植林帯とあって
しっかりした尾根道があり途中には新しく三角点できていた。
四等三角点 点名 宇井ノ内 829.27m
上がって行くにつれ尾根には伐採を免れた杉やモミの大木が目立つ
M氏によれば架設の際にワイヤロープを架けるために残すことが多いそうだ。
標高1000m付近で崩落地があり、南方面の展望が得られ、御朱印谷山から
伸びる尾根の向こうに甚吉森が見える。
山頂は広く、周りの雑木がまだ落葉したままとあって思いの他明るく、木々の
間から北の剣山、槍戸系の山々、西の御朱印山、石立山等が覗き見れた。
二等三角点 点名 荒瀬 1114.8m
下山は、やはり皆が行っていないコースが面しかろうと日早へと向かう
P1001mから北東に下っていくと尾根にモノレール軌道があった。
それに沿って下っていけば、廃集落になった日早に至り
かっての生活道を下って美那川林道に降り立つ。
約50分南川を眺めながらの林道歩きで駐車地点に帰った。
ほとんどの山では山屋の残した赤テープや測量用のテープ
を見ないことが無いが、珍しくこのコースでは赤テープを見る
ことがなかった、言い換えればそれだけマイナーな山かも。
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