千本山 [2013年の山]
千本山
2013年5月13日
国道55号線で南下、県境を越え高知県東洋町の野根大橋から
国道439号線で二又へ、ここから県道12号線で奈半利川
沿いに上がっていくと、やっと魚梁瀬ダム湖が見えて来た。
ここから更にダム湖沿いを北上するのだが丸山地区を過ぎると
舗装はされているが路面に山腹から落ちた屑石が散らばりノロノロ運転
結局徳島から3時間半かかり、ようやく登山口に着く。
千年橋を渡れば、すぐに「橋の大杉」と命名されている杉の巨木がお出迎え
ここから暫くは木道が続く(パンフレットによれば約700m)腐っている箇所は
整備はされているものの、あと何年かしたら全面的に取替えの必要がある痛みよう。
はてさて、その時に予算などつくのか?あまり立派なものを造るのも考え物では。
野根山街道の宿屋杉のように雨宿りできそうな杉の大木
梢の先端を見ると余りの高さで頭に巻いた鉢巻がおちるという
「鉢巻お落とし」での巨木たち、50m以上あるようです。
一目、千本ということで千本山と言われるだけあって杉だけでなく
檜やモミの大木が林立する光景は壮観、大きな切り株も残っているが
こんな巨木を昔は人や馬の力だけでどうやって切り出していたのだろうか?
ハイキング道の終点となる傘杉堂の展望台からは魚梁瀬ダム湖の展望
展望台からは登山の道になる、P1035mでは地形図の道は
ピークの上を通っているが東側に巻き道有り、そのまま直進して
いる踏み跡もあるが傾斜は急だ、観測場からも上がっている跡が
あった。山頂の展望はなく、木の間から湯桶丸か甚吉森らしきに
つならる徳島と高知の県境になる稜線がかいま見えるのみ。
三等三角点 千本山1084,4m
帰りにP1036mの巻き道でマムシが道の真ん中でとぐろを巻いていた
杉の小枝でつついてみたが反対に威嚇して逃げようとしない要注意です。
今日は平日とあって、こんな奥山には誰も誰もこないだろうと思っていたら
お孫さんを連れた年配の方などが登ってきていた。展望台までは1時間ほど
なので健康のために地元の方がトレーニングがてらに来ているようだ。
下山後、汗を流しに地元の「魚梁瀬の湯」に寄ったが時間が
あれば隣町の馬路温泉まで足を延ばすのも良いかも。
コメント 0