石鎚山 [2013年の山]
石鎚山
2013年12月30日
納山登山に石鎚山へ行く。
28日からの年末寒波で石鎚山系の山々は同時期としては
異例の大雪になったようで、今年の締めくくりにと出かけたものの
道中で側溝にスタックした車の救出手伝いとかで時間を食い早々に退散。
この日の石鎚山は、ほとんどの方が8合目付近からの強風とラッセルで引き返
していた、果たしてこの日に山頂まで辿り着いた登山者はいたのだろうか?
道中にて側溝にタイヤを落とし込んだ車に遭遇、横をすり抜けることは
できるのですが山に登る人は皆、親切です。ワイヤーで牽引したりジャッキ
アップして救出。雪道対策につんでいた私の車の油圧ジャッキが役にたちました。
しかし、この小一時間の遅れはちょっと惜しかった。
石鎚山ロープウェイは年末とあってスキーやスノボーの客より大半は雪遊びやソリスベリ
を楽しみに来ている子供連れが大半。ロープウェイ山頂駅から成就社までの参道は除雪
でミニ「雪の壁」ができているが、こんなに機械で踏み固めると普通の靴で年始の
参拝客は凍った雪道を滑って歩けないのでは?
成就社は雪に埋もれ、誰も居ない、宿や飲食店の照明は点いている
ので営業はしているのだろうが人の気配はなく開店休業状態。
前社の森過ぎまでは雪が舞ってはいるものの、それほど風は強く
なく、穏かな歩きだったが、引き返して来た人達の話では8合目
を過ぎては目の前が見えない地吹雪が吹いたり、トレースが埋まり
皆が交代でラッセルして上がっている様子。元々時間の余裕のない
身としては粘らずに退散する。
周りの木々と雲のせいでなかなか展望を得られなかったが
ビューポイントで岩黒山や筒上山を垣間見えた。
同行のM氏は新アイテムのスノーシューとハードシェルをテスト。
スノーシューの効果に満足のようで、ラッセルによる時間切れ、パワー切れ
で敗退していた彼の高知側から厳冬期の三嶺登頂が、今年は果たされそうです。
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