山姥岳 [2011年の山]
2011年3月26日(土) 天候 雪
kamokamo隊、隊長のM氏と東蝉谷から山姥岳、ぼたもち山
に向かう、かって山姥の伝説があったのだろうか?ぼたもちと言
う名も面白い、謂れが気になる山々だ、順調にいけば平家平へと
周回して帰ろうとも思っていたのだが・・・・・・
国道195号線を歩危峡の手前、九文名から入り地道の蝉谷林道
を行くと岩が道を塞いでいる、そのすぐ先が終点で登山口になる。
龍王神社?の祠がある大岩の左手を谷に降りるが適当な飛び石
がなく頭上のワイヤーにスリングをかけて渡渉する、かっては丸太
橋があってワイヤーロープの滑車を使い渡っていたのだろうか?
墓窪峠への峠道はもう行きかう人がいないとあって
荒れている、ザレ場もあって気が抜けない。
天気予報は曇りだったが雪がどんどん舞って、上がるに
つれて足元が雪で白くなってくる。
峠の名の由来となった墓の窪は巻き道の途中の分岐を上がって
いけば窪地があり、そこが七人塚という墓地になっているらしく、墓
のある窪地で墓の窪らしい、地蔵尊や祠なら見に寄ろうかとも思う
が墓はちょっと寄りがたい、墓窪峠(墓の窪峠)はそれと示すものは
なく杉の立木等に巻かれた赤テープでそれとわかるだけの場所だ。
まっすぐ下れば中谷集落、右折すれば白滝山などの木頭三笠の
山々への尾根道、左折して山姥岳に向かう。
ここからは急登、スズタケや立ち木に掴まって登って行くが
登山口からすでに降っていた雪は止むどころか積る一方だ
し吹き降ろす風は冷たくて手先がかじかむ。
登山口から3時間ほどで山姥岳に到着、石楠花やアケボノツツジ
らしき雑木に囲まれモミやヒメシャラ、ブナなどの大木もあり晴れて
いれば気持ちのいい場所だろうが寒くて長居はできない、このまま
雪が止まなくては、ぼたもち山も急登で岩場もあるらしい、平家平
に周回できなければ帰り道が危ないだろうと引き返すことにする。
山姥岳(1389m)
50分ほどで峠に下りて来たがまだ11時過ぎ、このまま帰るのは
勿体無いのでまっすぐ尾根筋を行き木頭三笠の様子を見に向かう。
スズタケを掻き分けて半時間ほどで途中の立ち木に白滝山の
標識が掛かっていた、さらに細い尾根を進むが両側はスズタケ
で展望なし、ここらでよしとして引き返す。
白滝山 1157m
帰りに蝉谷林道から見えた白滝山、左のピークが高そう
だが標識は右のピークについている。地形図で標高点が
ついている方を山頂にしたのだろう。
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