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日明山、坊主山 [2011年の山]

日明山・坊主山

2011年4月3日(日)  天気 曇り時々霙

那賀町上那賀、195号線を市宇から白石林道に向かい

通信アンテナ鉄塔の手前に駐車して取り付く

白石峠に向かう途中に山仕事の方がおられ峠に向かう旨を挨拶すると

大師堂まで案内してくださり、お話を聞くことができました、境内の枝垂桜は

案内板には樹齢200年以上、幹周り3.5m、樹高15m以上となっているが

今は上部が折れて樹高が低くなったり境内の草を枯らすために散布した

除草剤の影響等で樹勢が無くなっているのだが昔は境内に座りきれぬほどの

見物客が来ていたそうです。(今は地元民も滅多に訪れないそうです。)

P4030033.JPG

山腹を巻きながら徐々に高度を上げていく、沢の手前にオートバイ

(カブ)が捨ててある、現況からは思いもよらぬが、かってはこれが

走れるだけ道が整備されていたのだろうか?やがて山腹に石積み

が見えてくる幾段にもなった段々畑跡の上に2軒の廃屋がありその

軒先を過ぎ堀割り状の峠道を10分ほど歩けば白石峠につく。

登山口から約45分、石室の中に地蔵尊が置かれ、この先峠道は寒谷

に続いていると思われる。峠より右手の稜線にあがる。

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展望のない杉林の連続でまばらながら笹原も出てくる

途中、新設になった4等三角点に出会う

点名 見堂谷 772.88m

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稜線上の緩やかなアップダウンを歩くとやがて尾根道は四国電力の鉄塔

巡視路と合流しジグザグに巡視路を登り進路が東に変わると大岩が次々

と現れくる。この背割石は反対側に回りこめました。

P4030053.JPG

登山口より1時間40分ほどで山頂、雑木と笹に囲まれ展望は無い

三角点は 三等三角点 日明 938.9m

 P4030057.JPG

直ぐ先の反射板まで行けば南面が開けていたがミゾレ交じりの雨空

とあって遠望できず、冷たい風が吹きつけ寒いので早々に退散

麓へと引き返す、天気予報は曇り昼前から晴れだったのですが。

 

この反射板は西三子山や東尾から山座同定する際に目標に

なって便利です。

P4030059.JPG

 

道端で蛇紋岩の転石を見つける、この山では大理石が産出

されていた事からも太古の昔は海底でマグマが噴出していた

場所だったのだろう、日明の山名も山が植林の杉で隠れる以前

は石灰石の露頭や御影石になり損ねた花崗岩質の岩が太陽で

明るく光っていたのが名の謂れになったのではと思われた。

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大師堂手前の分岐で水平道を行くべきを下ってしまったが道は明瞭

なので何処かに行き着くだろうと、そのまま進んでいたら途中の

沢で山葵が群生し花を咲かせていました、結局、登山口の直ぐ

下の林道に降りる。

 

12時過ぎだったので、もう一座手頃な山へと出羽の坊主山に向かう

P4030074.JPG

途中、三椏の群落

P4030076.JPG

坊主山(1040m)

坊主山は標高は1000mを越しているものの取り付きより

20分もかからずにピーク着と超お手軽なピークハント

P4030077.JPG

南面に展望があり高磯山や白崩山が見えます。

 

 


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