残雪の荒島岳 [2011年の山]
荒島岳
1523.5m
2011年5月3日
昨日の夜は星空だったので今日はもう黄砂はないだろうと期待していたのだが
相変わらずの霞空、登山口のあるロッジ駐車場には次々と車が入ってくる
深田久弥のえこ贔屓と酷評もされる荒島岳だが、やはり人気はあるようだ。
スキー場のゲレンデを過ぎると廃止されたリフトの最上部へと登って行くのだが
これが石ころだらけなもので歩き難い、ネットではこの山は夏には不向きだとの
書き込みがあるが確かに今は、まだ汗ばむ程度だが炎天下に遮るものがない
中を上がって行くのは大変だろう。
リフト最上部からは経ヶ岳らしき山が姿を見せる。
登山口を表すステンレス製の標柱が現れ、ようやく登山道らしくなる。
満開のサクラがあったが山桜ではなさそう高嶺サクラ
らしいが
登山道の両側にイワウチワの薄ピンク色が現れ出す
まだ日差しがない為か花が開いているのが少ない
帰り道が楽しみだ。
ショウジョウバカマやバイカオウレンも咲いている
白山ベンチと表示された展望が開けた場所があった。
経ヶ岳、別山、白山が霞んで見えている。
雪解け水でぬかるんだ木道を登って行くがだんだん
残雪が多くなってくる。
小荒島岳から荒島岳への稜線が見え出したらシャクナゲ平
そこを過ぎると、すぐに急な痩せ尾根の登りで「もちがかべ」
というようだ。
山頂と山頂からの展望
帰路ではイワウチワが花弁を開かせていた。
バイカオウレン(ミツバオウレン?)とのコラボも
登山口まで帰ってきたら出発の時には10台ほどだった
車が下の駐車場にまで増えているのが見える。
車まで帰って着替えなどをしていると巡回のパトカーがやって
来て様子を尋ねられる。停まっている車が70台程だったので
登山者は100人位だろうの話になったが、入山届けがいつも
一割も出ていないとの事、すみません私も用意してザックに入れて
来たのですが出していません、電話ボックスを流用したりっぱな
登山ポストがあります、届けを出すようにしましょう。
ゲレンデに上がる脇に登山ポストがあります。
九頭竜温泉で2日分の汗を流して(入湯500円)帰路につく
GW中盤の渋滞もあって約8時間かかり徳島に帰り着く。
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