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堂ヶ森 [2011年の山]

堂ヶ森 

1689m

2011年7月3日

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梅雨で天気が悪いうえに暑い!ただでさえ雨が続き山に足が向き難いのに

この暑さではとても低山には行く気はしない地図を眺めて目に留まったのが

「二の森」四国三位の標高をもつので、ここなら涼しいだろう、それに堂ヶ森か

ら登ればそろそろササユリも咲いているはずだ。

天気予報は「晴れのち曇り」だったが松山道から眺める山々は雲の中で時折

雨も降ってくる。登山口の保井野に着いた時はパラパラ雨だったが止みそうな

気配ではない、駐車場には愛媛ナンバーの車が2台先着、雨具のズボンとスパ

ッツを着けて8時丁度に登り始める。

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牛の放牧場跡沿いの道らしいがタイヤをつけた鉄柵があるだけで

放牧場だったと思えないヤブの間を上がっていくと植林帯になり

青滝山との分岐に至るとやがて自然林が混じってくる。

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この辺りで単独男性に追い越され、どんどん離されて行く、暑くてこちらの

ペースが遅いのか、向こうが速すぎるのか、とりあえず両方と言うことで

自分を納得さす。

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遭難碑らしきお地蔵さんをすぎると石楠花の尾根になり勾配がきつく

なってくる。

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水飲場の標識をすぎると登山道は荒れてきだし雨で滑る石だらけの

道は歩き難い、アルミの梯子を使った登りも出てくる。

天気は悪い、風が無く暑い、虫の軍団が付きまといウザイ、来るので

なかったと思いながら歩を進めてようやく稜線に出てきたら風が強く吹き

虫と暑さから免れる事ができたが天気はどうにもならず一面ガスの中。

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笹の稜線をササユリに注意しながら歩いていると第1ササユリを発見したものの

まだ青い蕾、その後で見つかるのも蕾ばかりで、ちょっと時期には早かったようです。

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頂上への分岐まできたものの、あるはずの大きな反射板は見えず

直下まで来てようやくガスの中に浮かびあがる。反射板の下に三角点

と山頂標識を確認。昭文社の地図では所要時間2時間半、ネットでも

3時間位の記事が多いが大幅にオーバーしています。

三角点名 三等三角点 堂ケ森 1689.01m

山名は堂ヶ森ですが点の記では三角点名は堂ケ森となっています。

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分岐より白骨林の様子を見に行く、もう少しガスが薄かったら

幻想的と言う肯定詞をつけれるのでしょうが、これでは・・・・・・

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分岐まで帰り二の森に向かうが途中でガスが濃く引き返していると言う

組に出会い行く気が喪失、二の森どころか鞍瀬の頭も敗退で宿題になる

宿題をこつこつと片付けてもすぐ次ぎの出てきていっこうに無くなりません。

  お昼なので雨風を避けて休むために愛媛大の避難小屋に向かう。

 小屋では先着の方が休憩中、小屋は狭いながらも新築のようで綺麗で

トイレらしき建物もあります。ここを使えば秋の日が短い時候でも二の森

や石鎚まで泊山行ができそうと、できもしない考えが頭の片隅によぎります。

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梅ヶ市から来られた方よりササユリが咲いている情報をいただいたので

それを楽しみに梅ヶ市のコースに向かう、幸いに保井野からの分岐より

そう遠くない場所で6輪ほど咲いているのを見ることができた。

この花もシーズンになったら虫だらけになるそうですが咲き初めだし風もある

ので虫はほとんどおらず痛んでいません、暫し座り込んで周囲に漂う芳しい香

の中で花を愛でる事ができ、 これが無かったら、なんのために雨の中を

登ったのかわからない所でした。

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