ザイテングラード [2012年の山]
奥穂高岳・北穂高岳
ザイテングラード
2012年9月7日
5日の夜に徳島を出て平湯バスセンターに3時半着、暫し仮眠の後
予約したタクシーで上高地に入る、横尾までは、どうにかパラパラ雨だったが
元谷橋からはまともに降りだし雨の中を涸沢小屋まで登るはめに。
明日7日の天気予報も曇りで午後から雷雨とあって当初は南稜から
北穂高岳南峰に上がり、稜線を涸沢岳・穂高山荘と経て奥穂高岳
を予定していたが雨ではとても難所の稜線は歩けない、明日は雨でも
ザイテングラードで穂高岳山荘まで上がって様子を見ることに変更。
しかし翌朝は天気予報に反して稜線がモルゲンロートに染まっている。
予定変更のまま小屋の横からザイテングラードに向かう。
支稜線がV字型に切れているところが取り付き部
支稜線に取り付く
途中の広場は白出のコルを中心に右に目を転ずると涸沢岳とミニ槍ヶ岳
とも言える涸沢槍が聳え立ち北穂高岳へと稜線が続き。
左方向は吊尾根で繋がった奥穂高岳と前穂高、さらに北尾根
とつづき周囲を穂高の山々に囲まれたビューポイントだ。
雪渓の端にはアリンコのように人影が、五・六のコルから
北尾根に向かうのだろうか?
薄曇りの雲も消えて秋空を思わす晴天になってきた
雨の中を涸沢まで登ってきた甲斐がありました。
涸沢ヒュッテがはるか下になってくる。
ちょっとした鎖場もでてくる、シーズン時には行き違いで大混雑
するのだろう、横に巻いていく踏み跡が何箇所かできている。
穂高岳山荘まで20分とマーキングされた石を通過
山荘テラスの石垣も覗きだした。
山荘着、テラスでモーニングコーヒーを飲んで暫し
休憩の後、ザックを預け奥穂高岳に向かう。
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