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霊仙山 [2014年の山]

霊仙山

2014年4月8日

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先月の下旬に予定していたものの天気予報が悪く、見合わせていた

福寿草見物に、まだ咲き残っているだろうと藤原岳を目指して出かけた

ものの、県境で通行止めになっており 関ヶ原からでないと行き着けない

引き返して霊仙山に急遽変更。

 河内風穴を越して落合への道路標識に沿って林道を走っていくと

山腹の集落が倉庫や駐車用に使っていたのではと思われる廃屋が

4棟ほど川岸に立並び、その前が上畑登山口だった。

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登山口を少し上がると廃村となった上畑集落。福寿草が咲き残っていたが

概に花期は過ぎ、残っている花には黄金色の輝きは無かった。

植林帯を過ぎ純木帯になったらブナが出てくる、四国では1000mを越さ

ないとブナはないが、ここでは700mを越してから現れ、四国のブナのよう

に大きく枝別れせず直立している。

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ブナ林を過ぎると石灰岩の岩屑だらけの西南尾根に取り付く。

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岩の隙間に雪割り草(スハマ草?)が咲き残っている。

こんな岩屑だらけの場所にも鹿の糞があちこちに見られるが

岩の隙間だけ食べられずに残っているのか? 

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西南尾根を登り切った1000mピークが近江展望台のようだが

残念ながら春霞でぼやけて、展望できず。

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尾根を歩いていくと岩の間にボチボチと福寿草が現れてくる。歩く足元にも

花のない福寿草の株があったりで気をつけないと踏みつけてしまいそう。

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尾根を少し下った木陰では群落もあった、尾根は岩だらけで養分が

少ないせいか小ぶりの株ばかりだが、こちらは土の上とあってか大振りだ。 

もう花の時期には遅いかと思って来たものの、雪の中に咲く風景は見られ

ないが花期としては丁度だったようだ。

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岩だらけの尾根を歩き、浅い谷を挟んで北側に霊仙山を望みながら

回り込むように曲がったところが1094mピーク

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こちらの方が霊仙山より10mほど高い。

天気が良ければ白山や御嶽山が見えるそうだが、霞で

伊吹山や藤原岳が、どうにか見える程度。 

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霊仙山、山頂

藤原岳とならび福寿草で有名な山だけあって平日にも関わらず

人出が多い、土日なら大変な賑わいかも。 

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帰路は落合登山口への周回コースにする。

石灰岩の露頭が点在する秋吉台を思わす広い尾根を下って行くと

八合目のお虎ヶ池

鳥居が立っているので、何か謂れがあるのか?

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お猿岩

言われてみれば、猿が座っている格好のような気もしないでない。

この先から、西南尾根ほどではないが石灰岩が点在する急な下りとなる。

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一旦勾配が緩くなり雑木帯になると、再びつづら折りの急な下り

になり二合目で榑ヶ畑登山口との別れになる汗拭峠。

二合目と言いながらも、ここからがまだ先が長い

大洞谷沿いの道は崩落で通行禁止になっているようだが、確かに

あちこちで道が寸断され、渡渉もあるのでハイキングレベルでは

ちょっと危ないが登山に慣れた方なら大丈夫では。

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廃村の落合集落に降りてくる。 

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林道を5分ほど歩き上畑の登山口に帰り着く。

少し後に着いたグループの方に3合目付近で熊がいて、大声を出したら

逃げていったとの事で写真を見せていただく。5分位の後だったので

周囲を注意して歩いていれば居るのを見えたかもしれないのに残念。

徳島への帰り、来たついでに琵琶湖湖畔の長浜城にサクラ見物による。

日本のサクラ名所百選らしいが、湖畔のサクラは情緒あるが

肝心のお城がコンクリート作りなのが惜しい。

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旗立山~赤石丸~山犬嶽 [2014年の山]

旗立山~赤石丸~山犬嶽

2014年3月23日

今月は相も変わらずの山ばかりで、県外の山も県内1000m未踏峰

にも行けていない、月内に近畿の山を予定はしているが天気がイマイチで

どうなるか判らない。今月が空白になるかも知れないので高丸山~山犬嶽の

稜線歩きをアップして空白を回避。

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                萱の原から高丸山をズームアップ

高丸山登山口までは雪も落石もなかったが駐車場を過ぎてからの林道は至る所で

小崩落や落石が連続し、旗立山鞍部をこした北斜面では吹き溜まりで

20cm~30cmの雪が残りギブアップ。

旗立山北のカーブに車を置き稜線に取り付く。

  4等三角点 生実 1248.99m

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赤石丸1232.5m 三等三角点 点名赤石丸

ここから下っていく途中、東に木の間越に山犬嶽らしき鋭角なピーク

が覗き見られるが霞んでいるせいか、はるか遠くに思われる。

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写真ではわかりずらいが雪の上は杉花粉で薄黄色に着色

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中間地点の「萱の原」1108.3m 四等三角点 点名「徳山」

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萱の原過ぎで西方向に展望あり。正面高丸山、右のピークは旗立て山

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四等三角点 点名 樫原942.4m

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天気がよく風もあるので所々から黄色い杉花粉が風に乗って舞い上がっている。

普段は鼻水がでる程度の花粉アレルギーなのだが、2日前にも鴨島~石井の

送電線巡視路歩きで散々杉花粉を浴びながら歩いたばかり。

さすがに中国からのPM2.5に加えて、これだけ大量の花粉を連続して浴びては

鼻水だけでなく喉がイガイガするし目も痒い。健康のための山歩きで不健康に?

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西峰山頂の祠

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西峰からは北は高根山や旭ノ丸、その下に勝浦川殿川内の谷。

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南は東尾らしき山と眼下に樫原の棚田群が見渡せる。

帰りに寄った樫原の棚田の風景 、ちょうど梅の花が見ごろだった。

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東峰には昼前に到着

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帰路は3ヶ所ほどあった巻き道と思われる分岐を探りながら帰り。

萱の原からは新しい林道を歩いて帰ったが、北向きとあって、まだまだ

残雪が多いうえに、できたばかりだと云うのに、供用にされる前から

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溶けだした雪のせいだろうか、あちこちで崩落や倒木があり路面を

塞いでいる。素人目にも岩壁ならともかく、こんな急こう配の土混じり

の法面を申し訳程度にモルタルを吹き付けネットで押さえただけでは

少しの雨でも崩落するのは必然と思うのだが。

それよりも、こんな立派な林道がなぜ必要か?

表向きは林業振興なのだろうが、活用できるのなら兎も角。

あちこちの山で使われず朽ち果てた廃林道を見て来ている身

としては無駄使いと自然破壊でしかないように思うのだが。

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車で帰路の林道では行きとは違った場所が新たに崩れていたり

落石が増えていた。五月の新緑のシーズンまでには落石の処理がある

だろうが、高丸登山口から奥に車でつめる際は林道の状況に注意を。

今回は花は何にも無く、画面が寂しいので、代わりに今月中旬に登った

西三子山での雪割りイチゲをアップ

(毎年、西三子山へは福寿草を見に行っているが行く度に少なくなって

今年はとうとう群生地では姿が見えない。鉄塔下に続き、此処も絶滅か?)

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ミツマタの花も見ごろ

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伯耆大山 [2014年の山]

伯耆大山

2014年2月22日

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今までに何度か行っても、いつも曇り空や吹雪いて、せっかく行っても

展望に無縁の大山。土曜の天気予報は曇りなのだが予想天気図では

高気圧の縁に覆われ等圧線の間隔も広いので、好天は望めぬとも吹雪く

ことはないだろうと出かける。

蒜山IC過ぎてから見えた大山は重苦しい灰色の雲に覆われ、今回も

外れかと諦めていたのだが近づくにつれ天気が良くなってきた。

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駐車場はスキー客の車で満車だったが駐車区画外に置かしてくれて

どうにかセーフ。旅館街を歩き夏山登山道に向かう。

阿弥陀堂への石段は雪の中、三宝荒神の鳥居の埋まり具合

からすると登山口の雪の深さは2mほどか

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4合目付近からは鉛色していた雪雲が白くなり出し、風は弱まり

先ほどまでの雲が作ったばかりの霧氷が現れる。

天気はだんだんと良くなって青空が広がりだす、天気イマイチと思い

荷物軽量のためデジ一を置いてきたのが悔やまれる。

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6合目の避難小屋

ここからアイゼンを装着しようとしたが、ツアーと思われるグループが

入口に陣取って出入り出来ない、ガイドさんマナーが悪いですよ。

少し離れた平地でアイゼン装着、ピッケルも用意して尾根へ。

しかし、ここでも次々と降りてくるグループの中には登っている脇を

遠慮なしで、そのまま行き違うグループや、いくら登り優先といえども

遠慮して横によけて待っていても挨拶ない組も。う~んちょっと不愉快。

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弥山や山頂避難小屋が見えだす。

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昼前に山頂避難小屋着、2階まで雪に埋もれているが1Fの出入り口が

出入りできるように除雪してくれてあった。しかしアイゼンを外すのが

面倒なので小屋の陰で手早くお昼を食べ、弥山を散策してさっさと下山。

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8合目付近、青空をバックにピラミダルな三鈷峰が白銀に輝き

天狗岳への稜線には人影が見える、天気がいいのでユートピア小屋

の方も登山者が多そうだ。

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昼をとっくに過ぎているのに次々と登って来るのは、ほとんどが山スキーや

ボードの方々。なかには一瞬、自転車かと思った道具を背負って来た人も。

それに混じり大きなザックを背負った山頂小屋泊まりの方たちも三々五々

明日も天気が良い予報なので赤く染まった朝焼けが待っているだろう。食料や

シュラフなどを背負いあげれる体力や根性がない身としては羨ましい限りだ。

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2時前には登山口に下山

大山寺橋からの宝珠尾根と三鈷峰

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駐車場からの大山

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 ズームでアップしたら 山頂泊組と思われる人影

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桝水高原からの大山、ここからが富士らしい姿

バックの雲が無かったらグッドなんですが。

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高瀑の滝 [2014年の山]

高瀑の滝

2014年2月9日

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何度か山を、ご一緒させてもらっている高知の方から石鎚山系に

氷瀑を見に行きませんかの、お誘い。前日に東京では十何年ぶりかの大雪

で徳島でも積雪とあって、雪はたっぷりだろうが、今シーズンは

積雪で何度も登山口まで行き着けていない。今回も自動車道は井川IC

から雪で通行止め、高知の方も大豊ICで通行止めと、お互い下道を走り

時間ロス、しかも登山口に向かう石鎚林道も雪深く、先が思いやられる。

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林道には一台分の轍があり、この雪でも氷瀑見物に向かう方がいる模様。

追いついた先では、先行車の方達が吹き溜まりの雪かきをしつつ、進路を

確保してくれていたが 雪は深くなるばかりか谷筋からの雪で完全に埋まり、

その先にも同じ個所があり、お手上げ。ここで皆さん車を置いて歩くことに。

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 40分ほど歩いて手掘りのトンネルに至り

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さらに1時間以上歩いて、ようやく標高1000mの登山口着。

 同行の方は以前に倒木と落石でもっと下から車を置いて上がったとか

根性としか言いようがありません。私なら登山口に行きつけない

時点で完全にギブアップです。

 自動車道の通行止めと林道歩きで、登る前に昼前になってしまい

登山口の休憩所で腹ごしらえをして出発。

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 風がまったくないので気温の割に寒くない、沢を2度、渡渉する

 辺りは 新雪の上に足跡をつけての余裕の歩き。

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渓谷に入っていくと日が当たらないため、お目当ての雪景色が

 現れはじめたのだが、渓谷のコースとあって、足をスベらせれば

何十mも下の谷底に滑り落ちるとあって、 気を使う場面ばかりで

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 のんびりと雪景色を楽しむ余裕は、なかなか出てこない。

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 急な斜面を這い上がり

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ようやく、青空の下に滝の先端が見えだした。

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登山口の案内板では滝まで1時間だったが、新雪をラッセルしながら

とあって、3倍近く費やしてようやく、滝の直下まで到着。

画像では、そのスケールを表現できないのが残念ですが。

さすが、西日本一ともいわれる氷瀑は見事。

登山口の案内板によると滝の落差は132mとか。

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 滝つぼまで行きたかったが時刻はもう15時前とあって、のんびり

 できない。一休みの後、急ぎ帰路に。登山口からは

 乗ってきた車が林道を塞いでいるので帰れずに待ってくれていた

 愛媛ナンバーの方たちと、再び、もくもくと林道歩き。

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いい加減、雪道歩きに疲れて。車に辿り着いた頃には18時前

日が長くなり、まだ薄明だが、ひと月前だったら真っ暗だっただろう。

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 雪の中を8時間とあって、さすがに翌日は筋肉痛。しかしながら

なかなか行けない、このような見事な氷瀑を見ることができ

誘ってくださって感謝です。


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伊予富士 [2014年の山]

伊予富士

2014年2月1日

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毎シーズン雪見物に訪れている、四国での樹氷のメッカ寒風山。

今シーズンも行ったものの、年末寒波襲来後の桑瀬峠への旧国道は

ランクルでもバンパーが埋まり、下の写真の如く上がれず。訪れた車は

立ち往生で皆さん引き返しを余儀なくされた。この度リベンジに

向かったのだが今度はこのところの日和で雪が溶けノーマルタイヤ

でも大丈夫の変わりようだった。

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 桑瀬峠からの寒風山方面は岩肌が出て、残雪の春山を思わせる風景。

峠で小休憩していたら、凄まじい轟音が聞こえてくる。何事かと見回すと

ジェット戦闘機が谷間を低空飛行している、急ぎカメラを出したが、さすが

早いです、あっという間に飛び去ってしまった。米軍機か自衛隊機か

わからないが、ここは訓練区域? 

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 伊予富士に向かうが尾根の雪は腐れ雪、しかも地面付近は溶けているようで

 踏み抜いた下にはぽっかりと空洞があらわれ、歩き難い。ピッケルもワカン

も余分、気温は朝徳島を出る時は2度だったのが12度と全くの春山状態

同行のM氏など暑いので次々と脱いで最後は半袖になってしまった。

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視界に人影がなっかたので、大半の人は寒風山かと思っていたら、 近づくにつれ

山頂への急な尾根を登り降りする人影を遠望、山頂も賑わっている様子。

結局、伊予富士に向かった最終だったが、おかげで静かな山頂を楽しめれた。 

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 景色も今シーズン、どの雪山も曇天続きだったがやっと展望ありだった。

これでもっと雪があったら 言う事ないのですが。

ちち山、平家平方面、 剣山は無理だった。

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霞みながらも石鎚山

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塔ノ丸 [2014年の山]

塔の丸 (第7ヘヤピンから)

2014年1月18日

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 里山や、もうすでに登った県内の山は、マイナーなコース以外は

 ブログにアップしていないのだが、今月はまだ県外の山には行けていない。

 このままだと今月のブログが空白になりそうなので雪の塔ノ丸をアップ。

雪が降りしきる第7ヘヤピンより登る。

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 植林帯を抜けた尾根道ではスノーモンスターもどきが林立。

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 何度か冬の塔ノ丸には来ているが、今年はいつもより

 雪が深い感じ、80cmから深いところで1m。

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塔の丸山頂に着いた時に鉛色の雪雲が薄くなり、待っていると雲が少し切れ

青い空がちょっと覗き、山頂は暫しの間だが鉛色の世界から白銀の世界に。

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帰りは夫婦池へ向かう尾根道の途中から北東に伸びている支尾根

でスキー場のゲレンデに下り。

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 スキー場からは、雪の舞う中を第7ヘヤピンまで15分程、てくてくと舗装路歩き。

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