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伊吹山 [2017年の山]

伊吹山

2017年2月27日

 

上野登山口では日陰に雪の名残が見える程度

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天気予報は晴れだったが、これほどの晴天になるとは予想

していなかった。頭上には雲一つなく、風もないので汗ばむほど

琵琶湖の対岸には今日の天気がイマイチの際には伊吹山の代わり

に候補にしていた武奈ヶ岳や蓬莱山の比良山系が くっきり。

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 伊吹山も青空をバックにしていい感じです。

晴れの日でも日本海からの風がぶつかり上昇気流

で山頂には雲がかかっているのが多いこの山にしては、

雪のシーズンにこれほどの姿が見えるのは多くないはず。 

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 3合目辺りでも南側とあって日当たりがよいので、もう裸地も見えだしている。

ここまでノーアイゼンだったが、登りに備えてアイゼン装着。 

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6合目避難小屋手前で丁度正午になった。日当たりのよいところで

お昼にと腰をおろしたが、いくら風も少なく天気が良いといっても

じっとしていたらさすがに寒い。 小屋の中にお邪魔させていただく。 

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腹ごしらえも終え、最後の急登に取り掛かる。

腐れ雪なのでアイゼンが十分に効かずスベって歩き辛い。 

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 雪が無い時は何度も折れ曲がった九十九折りの斜面を直登

とあって一気にはとてもいかず、休み休み。以前に来たときは

こんなにキツクなかったように思うが 、体力の低下かな?

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ようやく山頂お花畑の周回道まであがって来た。振り返れば

南には霊仙山。今年は雪が少なく、急に暖かくなってきだしたので

そろそろ咲き出すのでは。 

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体力温存で三角点はパスして日本武尊像までにする。

前回は霧氷で真っ白だったのに、今日はぽかぽか陽気で

像のお顔も穏かな感じに見えます。  

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能郷白山や荒島岳方面でしょうか、素晴らしい展望に出会えました。

東方面では御嶽山や南アルプスの山並みまで見えました。

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夕方の伊吹山、雲が多くなってきましたが

それでも山頂までくっきり

今日は一日中、伊吹山の姿を眺められました。 

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八ヶ岳 [2017年の山]

八ヶ岳

 

新年の初登山となると、やはり 雪山と云うわけだが

予定している週末は今年一番の寒気が来るようで

ニュースや天気予報は豪雪の予報で再々注意喚起している。

太平洋側ならまだ行けそうなので、とりあえず長野南部か山梨

あたりまで走って様子を見て行く山を決めようと出発。 

 

東名の富士川SAから望む富士。この時期の富士山を見るのは

初めてだが、まだ冠雪が少ないようで,真白き富士の峰とは言い難そう。 

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当初晴れ時々曇りだった予報がやがて雪に変わってしまい。

一段と条件が悪くなってきた。北八ヶ岳なら悪天候でも安全に

遭難はしないだろうと候補を横岳から縞枯山周回にする。 

 

北八ヶ岳の登山口  

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 坪庭の台地を巡る回遊路から別れて横岳に向かう。 

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台地で遮る木々が無い回遊路は風が強かったが樹林帯に入ると

全く風が無く、スノーモンスターがお出迎え。 

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稜線に出て三つ岳との分岐から5分ほどで北横岳ヒュッテ 

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南岳山頂は風が強く展望は全く無、北岳往復はパスして

一旦坪庭に戻り縞枯山に向かうことにする。 

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坪庭から望む縞枯山。

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縞枯山を目指すべく雨池峠に向かうが雪はそうでもないが風が強い。

横岳に向かう登山者はそこそこいたが、さすがにこの天気では

人影はまったくない。 トレースも薄いため雪に埋まり歩き難い。

安全第一、少しでも雪を楽しめたので良しとして下山。 

 

 

 

 

 


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燕岳~常念岳 [2016年の山]


燕岳~常念岳
 
 
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燕岳 
 
 
 
しゃくなげ荘前で中房温泉行きのバスに乗る。 
 
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中房温泉横の登山口より燕岳へ。 
 
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燕山荘までコースタイムは4時間半から5時間ほどになっている。
アルプス3大急登にはなっているが道は整備されているし
ちょうどいい塩梅で次々と休憩ベンチが設けられているし 
 
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途中には合戦小屋もあるので3大急登とは名ばかりの楽ちんコース。
合戦小屋では、さすがに休憩の皆さんは、名物の西瓜 を頂いている。
食べていないのは、へそ曲がりの私くらい。  
 
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合戦小屋から一時間ほどで燕山荘に着く。
受付をすまし、ザックを置いて燕岳へ。  
 
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燕岳といえば、これがセットとも云える「イルカ岩」
もう一つ有名な「メガネ 岩」は立ち入り禁止。
 
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さすがにコマクサは時期を過ぎているのでほとんどは萎れたり
花が痛んでいるが、それでも 遅咲きなのか鑑賞に耐える株も残っていた。
 
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平日で夏山シーズンも終盤なので宿泊は少ないだろうの予想は外れ
寝るのは三畳に四人と満室モード。この時期でこれほどの客なんで
シーズン真っ最中には、どれほどの宿泊者が来るのか? 
 
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翌日は槍や穂高を眺めながら常念岳へ。
 
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大天荘 
 
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皆さんがブログやホームページにアップして
お馴染みの大天井岳山頂からの槍ヶ岳。 
 
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槍ヶ岳への喜作新道を拓いた小林喜作のレリーフ
居合わせたグループの女の子がレリーフに喜作新道 と書かれているのを
見て、変わった名前のおじさんだねと。なるほどそうとるかと妙に感心。 
 
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やがてどっしりとした常念岳とコルには常念小屋が。
 
 
 
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帰路は天気が悪く雨になったので一の沢に下山。 
 
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何度か橋を渡って沢伝いに下って行く。  
 
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もうすぎ登山口につく古池のたもとで熊さんと遭遇 
 
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小屋から3時間半ほどで一の沢登山口 に下山。
 
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不帰の瞼 [2016年の山]

不帰の瞼

唐松岳~白馬三山縦走

2016年8月 

蓮華岳~爺ヶ岳 ・鹿島槍ヶ岳~唐松岳と歩いている後立山連峰

今年は唐松岳から不帰の瞼を経て白馬三山へ。

 

徳島を午前3時半に出て11時前に八方に着。

下山後に泊まる宿に車を置き  

この前は下山に使った八方尾根を今年は登りに。 

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ゴンドラ、リフトを乗り継いで、観光客の多い八方池へ。

第三ケルンからは登山者のみとあって、ようやく静かな山に。 

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これから縦走する不帰の峰々

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16時過ぎには唐松山荘に着。

ラッキーな事に山の日と言う事で記念の手拭いをもらえた。 

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北東方向は昨年行った雨飾山や妙高火打が頭を覗かせ

焼山は噴煙を真っすぐ上げていた。南東方向は八ヶ岳と富士山

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そして西は黒部川をはさんで立山や剱岳の立山連峰 

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二日目

翌日はこのコースの難所となる不帰の瞼を越すため用心して

時間的には、ちょっともったいないが天狗山荘まで歩く。 

一旦、唐松岳に登り。 

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このコースの核心となる不帰の瞼に向かう。  

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不帰の瞼は三峰、二峰、一峰と連らるうちの二峰から一峰の間らしい。 

うち二峰は南峰と北峰に分かれている。

特に大変そうなのは二峰の北峰から一峰とのコルの間

距離は短いが剱岳のように登りと下りが別れていないので

渋滞する。さらにこの時はカラビナで確保しながらの

ガイド付きグループがいたため、余計に 時間がかかった。 

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不帰の切戸から標高差300mの天狗の大下りを登り

天狗の頭を越して、13時には二日目の宿、天狗山荘に着いた。

もう少し頑張れば鑓ヶ岳温泉小屋や白馬山荘まで行ける立地

とあってか、お盆休み中にも関わらず、程々の混み具合。 

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白馬鑓ヶ岳

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三日目 

三日目の朝、御来光を拝み、 白馬岳に向かう。 

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まず白馬鑓ヶ岳に上がり。 

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 杓子沢のコルに下り杓子岳へ。 

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杓子から見えていた白馬岳が近づき

白馬山荘に続き村営頂上山荘も 見えてきだした。 

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村営宿舎への分岐にザックをデポして空身で白馬岳へ。 

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白馬山荘で昼食にカレーを食べて、大雪渓を猿倉に下る。 

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やはり今年は気温が高めとあって雪渓の雪は少ないし

8月も中とあってあちこちにクレパスが出来ている。 

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こんなのに落ち込んだら大変。 

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白馬尻に着き、後は林道歩きの1時間 

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猿倉荘で白馬尻にて配車を電話したタクシーを待ち 。

25分ほどで 白馬八方の宿にたどり着く。

 

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燧ケ岳 [2016年の山]


 燧ケ岳
2016年6月
 
徳島から名神高速→北陸道長岡JCT→関越道小出ICへ
小出からは折立峠を避けて奥只見シルバーラインで 銀山平へ
廻ってから燧ケ岳の登山口がある御池へ。 
 
御池登山口から燧ケ岳へ
 
登山道の両側には既に花の終わってしまった水芭蕉の大きな葉が
代わりに目立つのはゴゼンタチバナやオサバソウの白い花
 
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広沢田代 
咲いていたのはワタスゲがちらほらで主はヒメシャクナゲとリンドウ
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広沢田代から樹林帯の中、岩がころがる濡れた道を小ピークに
向かって上がって行く、振り返ると池塘が見えたが、木道がないし
方向からしたら東田代か? 
 
 
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熊沢田代 
木道を挟む2つの池塘 と山頂へと延びる木道。そして谷間に
まだ雪を残す燧ケ岳が目前とこのコースでは絶好のビュウ―ポイント 
 
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今年は2週間ほど夏が早いので、もうコースに雪は無いだろう思っていたら
熊沢田代から見えていた雪渓を150m程あがるようになっていた 。
念の為に持っては来ていた簡易アイゼンを使うほどのことではないが
年によっては、かなり雪が残っているかも。 
 
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俎嵓2346m山頂 
 
今まで出会ったのは追い越していった2人だけと百名山とは
思えぬ寂しい登りで山頂も誰も居なかったのに尾瀬沼側からは
かしましい何十人もの団体の声が聞こえて来る。
聞けば東京の女子高が学校行事で来ていた模様。 
 
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ミノブチ岳の手前ではサンカヨウが花期だった。
 
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長英新道を下だる。確かに岩も少なく歩き易くはあるが終始
シラビソやカンバなどの樹林帯の中で見晴らしがなく単調気味。
 
尾瀬沼のたもとに下山、ここから見晴まで6.5kmらしい。 
 
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尾瀬沼の畔を沼尻に向かう。相変わらず誰も居ない。
 
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沼尻からは4kmの表示。 
 
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沼尻を過ぎて白砂田代からは 一旦白砂峠に上がり、峠からは燧ケ岳の
山裾を回りながら緩やかに下って行く段小屋坂、シラビソの中を歩き
沢を渡るとやがて、見晴十字路の小屋着。  
 
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翌朝の天気は今にも降り出しそうな鉛色の空模様。
見晴十字路から尾瀬ヶ原に向かうが、今年は例年より
2~3週間も季節が早まっているため、いつもならまだ
残っている水芭蕉の花はとっくに終わり。ニッコウキスゲの
花期には早い、しかも天気も悪いとあって見晴の山小屋群では
観光客もほとんど泊まっていない様相。 
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ぽつりぽつりだった雨足が強くなって来だしたので竜宮小屋
の軒先を借りて雨具を着る。当初は牛首までと思っていたものの
たいして花も咲いてなくただの原っぱ状態なので
竜宮十字路からはヨッピ吊り橋へ回り赤田代へと 変更
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温泉小屋から段吉新道に入り燧裏林道に入るが途中の笹原から
ガサガサと大きな音をたてて大きめの獣が駆け上がって行った。
大きさからしたら猪程度だったが、熊だったかも知れない。 
 
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燧裏橋 
 
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渋沢温泉小屋への分岐
小沢平への橋が老朽化して危険だし小屋も
営業していないとあって 道は荒れている模様 
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横田代や上田代を通る頃には雲は多いが、すっかり晴れ模様 
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御池に着く
汗を流しに檜枝岐村の燧の湯に行ったところ
見晴の檜枝岐小屋で同宿していた青年とまた出会う
聞けば、小屋で登山道の様子を尋ねたら歩けなくはない
らしいので見晴新道で燧ケ岳に登り御池に下ったとの事
うーん残念、わかっていたら昨日は長英新道を下らずに
見晴新道で見晴に下ったものを。しかしいくら自己責任と
言っても通行止めを無視して何かあってもいけないので
そこのところは難しい判断になったかも。 
 
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瑞牆山 [2016年の山]

瑞牆山

2016年5月1日

 

瑞牆山には花崗岩の一枚岩を流れおちる不動滝があるみずがきロッジ

からのコースで取り付けば金峰山へのコースと重複が無いのだが

今日中に徳島に帰りたいので、最短になる昨日と同じ瑞牆山荘前

からのコースで登る。登山口の標識では山頂まで2時間 50分になっている。 

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富士見平から金峰山と瑞牆山へとのコースが別れ。

暫くは飯盛山の中腹を巻く水平道を歩く。 

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途中で小川山への分岐標識があった。

金峰山から見た瑞牆山の右側にどっしりとした山塊の山があったが

そこに行くコースのようだが、あまり歩かれていない様相。 

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水平道から一旦、天鳥川の沢に下り。 

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登り返せば、すぐそこに桃太郎岩。

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桃太郎岩を過ぎ大やすり岩を目指し岩だらけの道を直に上がって行く

途中、鎖やフィックスロープ が付けられた花崗岩の大岩なども乗り

越して大やすり岩の基部に辿り着き、ここで中休憩。 

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大やすり岩から更に岩だらけの道を上がって行くと

やがて目の前が空いて来て、不動の滝からと思われる

コースと合流すれば山頂はすぐそこに。 

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瑞牆山 2230mの山頂 

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南には昨日登った金峰山の五丈岩も見えている。 

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山頂でのんびりとしたかったが、帽子が吹き飛ばされた強い風で

休憩どころでない、早々に下山。

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増冨温泉のラジウム湯で汗を流し、GWで所々で渋滞の高速道を

走らせてジャスト、その日の内に徳島に帰り着く 

 

 


 


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金峰山 [2016年の山]

金峰山 2595m
 
山梨県と長野県の境にたつ奥秩父の名峰 
2016年4月29日 
  
 
六時半過ぎというのに駐車場は満車どころか既に道の両側にも
路駐の車がびっしりと。ゴールデンウイークの前半、天気も
いいので人出は多いとは思っていたが、こんなに早くからとは。
首都圏から日帰りで楽しめれるのも人気の一因かも。 
 
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瑞牆山荘前から金峰山を目指す、登山口の標識では金峰山頂まで
4時間10分になっている。 
 
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登山口から50分になっていた富士見平。カラマツ林の中
山荘は目の前だし水場も近く、テント泊には好条件。 
 
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富士見平と言うだけあって南に雄大な富士の姿が見えている。 
 
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富士見平からは飯盛山の中腹を巻いて大日岩に向かう。
途中の大日小屋は 素泊まりになっているが受付は富士見平小屋
らしく管理人も常駐していない様子。
 
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大日岩からは稜線の道になり、展望が開け
八ヶ岳連峰や甲斐駒仙丈 などの南アルプスの山並みが遠望 
 
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岩の殿堂とも云える瑞牆山もまじかに
山頂左下に突き出た岩峰が大やすり岩だろう。  
 
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もちろん、富士山も一望。 
 
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大日岩を過ぎてからはハイマツ帯になり山頂と金峰山のシンボル
ともいえる五丈岩もすぐそこに見えるが、その間には山梨県側が
切れ落ち崖になったピークを二つほど越えて行く、ハイマツの陰に
は雪も残って気の抜けない個所もあるうえ、下山の登山者とも
行きかうのでペースは大幅にダウン。 
 
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山頂真近の五丈岩 
 
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五丈岩の前には鳥居がたち、山の御神体になるのだろうが上に
上がっている人もいるので、恐れ多いがチャレンジしてみたみたが
一番上の岩は上がれても降りるのに難儀しそう、 途中までに。 
 
ちょうど12時になったので五丈岩前の広場でお昼に。 
 
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下山は一旦金峰山小屋に下り水平道で登って来た稜線に戻る。
金峰山小屋の真上にも、よく目立つ大岩があり目印になっている。
 
 
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もと来た稜線に戻り、瑞牆山を眺めながら下山。 
 
 
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伯耆大山残雪 [2016年の山]

残雪の伯耆大山

2016年3月 24日

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第四駐車場前からの大山

山頂付近は雲に隠れ見えないが、中腹辺りは谷筋に雪が残る程度か? 

 

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 夏山登山口

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6合目避難小屋 

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2月の厳冬期なら雲に覆われ風の強い時はありがたくはないが 

この雪の状態なら霧氷を作って、少しは冬山らしい薄化粧を

してくれるので雪山気分にさせてくれるので歓迎。 

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山頂避難小屋に着いた時には雲が切れて剣ヶ峰が姿を見せた。 

 南壁は日が当たるため茶色い地肌を見せ、まだ白い北壁とは

好対照。弓ヶ浜や日本海も望めた。 

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雨飾山 [2015年の山]

雨飾山1963m 

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2015年10月10日



徳島から、北陸道糸魚川ICで下り、国道148号を南下。まだ暗いなか、

途中のコンビニでは登山らしき車が次々と入ってくる。

この国道を進むと先に、大町市や安曇野市があるので、この

三連休を白馬や五竜、爺などに向かうのだろうか? 少しは
 
雨飾山にも向かうのかなと思って いたら、登山口の小谷温泉
 
に着いてびっくり。ようやく夜が明けたばかりだというのに
 
駐車場は概に満車で路肩駐車の車が路側にずらり。 

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登山口の案内図

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案内では400m毎に標識があり11枚目の4400mの歩きで

山頂に着き。歩行時間はゆっくり歩いて登り4時間になっていた。

登山口からは少し下って、山際を流れる大海川の河原に沿って木道を歩く。

案内図で湿地帯になっている沢では、大きくなった水芭蕉の葉など

見られ雪解け時なら、そこそこ見所にはなりそうだ。 

 

2/11標識からは河原を離れ、登りの山道になり右に巻いて行く。

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3/11過ぎはブナ平と云うだけあって、ブナの林になる

ブナやカンバの黄葉の間にナナカマドの赤が点在してアクセントに。 

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山頂まで2時間の標識、山頂までゆっくり歩いて4時間らしいので

ここで、そろそろ半分の距離になるのでは。  

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視界が開け、山頂への稜線が見えると、荒菅沢への下りになる。 

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荒菅沢

雨飾山にくる人にとっては、山頂より、此処からの光景が目的と

言っても過言ではないビューポイントではなかろうか。 

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荒菅沢からは低い樹林帯の中を急な登り。樹林を抜けると笹原が広がる

尾根道になるが途中、ハシゴ場やガレ場があり。帰り道では登り下りで

渋滞して交通整理がいるポイントもある 。 

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笹平

山頂まじかの休憩ポイント。 

笹平から少し下った鞍部で新潟側からのコースと合流。 

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この山は双耳峰とはなっているが、北峰と南峰は極て至近の距離

三角点のある北峰は記念写真を撮る順番待ちで混雑。

落ち着くのは石仏が並ぶ南峰。姫川をはさんで白馬岳などの

北アルプスの峰々が並び。反対の東側は頚城三山の焼山や

火打山が、その頭を覗かしている。 

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帰り着いた登山口の駐車場では朝一で来た車が概に帰って空いていたが路肩

沿いには、山頂でお昼にと七時や八時に来た車なのだろう、まだ何百メーターに

わたって路駐の車が列を成していた。三連休なので特に多いとは言え

この山の紅葉時期での人気の高さが伺える。 

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八ヶ岳 [2015年の山]

八ヶ岳

赤岳~硫黄岳

2015年9月15日

 

八ヶ岳連峰 最高峰 「赤岳2899m」

赤岳と富士山.jpg 

 

 

中央道を諏訪南ICで 下り、美濃戸口から登山口のある美濃戸へ。

美濃戸へは地道のため、車高の低い乗用車では 、底があたるとの情報も

あるが、着いた駐車場には、ポルシェのスポーツカーが停まっていたので

少しは底をするぐらいで、ほとんどの車は乗り入れ可能では。 

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美濃戸登山口からは柳川南沢ルートで、まず行者小屋へ向かう。

沢沿いに白樺の小道が続く。 

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行者小屋で休憩。後方の尾根にそそり立つ岩峰は大同心か?  

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徳島を昨夜出て1時間半ほど車内で仮眠しただけなので無理を

せず小屋からは一番楽と思われる地蔵尾根ルートで稜線へ。

地蔵の頭には写真でお馴染みの地蔵さんが鎮座。 

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赤岳展望荘 で昼食と宿泊の手続きをし、空荷で赤岳へ。

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赤岳山頂 2899m

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北方向は明日向かう、横岳や硫黄岳 

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中岳、阿弥陀岳へは 同行のM氏がチャレンジ。 

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翌朝の赤岳

天気が心配だったが、曇り空ながら、雨は当分大丈夫の様子。 

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雲海の上に富士山も頭を出している。

赤岳の後方には北岳など南アルプスの髙峰、そして西は 

穂高、乗鞍、御嶽の高峰は頭を出し、東も霞みながらも

金峰山や甲武信ヶ岳らしき山々が。雲海が無ければ360度の

パノラマ なのだろうが、贅沢は言えない、雨にならないだけマシ。 

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地蔵の頭からの岩だらけの横岳への稜線に向かう。

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来た道を振り返れば赤岳、中岳、阿弥陀岳のトリオ

その後ろは権現岳か?さらに後方には駒ケ岳や北岳らしきシルエット。 

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ハシゴや鎖のかかる石尊峰や三又峰などの小ピークを次々と越して

横岳 2829mに

横岳から夏だったらコマクサが咲き誇っていたお花畑の尾根を大タルミに下り

硫黄岳山荘からはなだらかな砂礫の道 

ジョウゴ沢火口の縁を次々と積まれたケルンに沿って上がって行くと

巨大な爆裂火口の縁に着く、硫黄岳は巨大なカルデラの一ピーク。 

晴れていれば大展望が望めるそうだが湧き上がるガスで何も見えない。 

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「赤岩の頭 」手前から南沢に下る、樹林帯の中を細かく蛇行しながら

ジョウゴ沢まで下ると赤岳鉱泉は、もうすぐ。 

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真冬になると氷壁のクライミングが名物の赤岳鉱泉

真近に横岳西壁の大同心や小同心が迫り、ロケーションが良い。 

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北沢に掛かる小橋を何度か渡り返して行くと、林道になる。

ここからの林道歩きが結構長く、うんざりしながら歩き

美濃戸の登山口に帰り着く。 

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月山 [2015年の山]

月山

1984m 

2015年9月4日 





月山には羽黒山神社の門前に連なる宿坊の内で一般客も受け入れている

                          「大進坊」さんに泊まる。朝のお勤めは朝6時半からだが八朔祭が終わり

秋の峰入り修行の前とあって宿泊は私達だけで.

お願いしたら6時からのお勤め、お祓いをしていただいた。

明日からは峰入り修行に講中の団体が大勢泊まるとあって

とてもこんな融通はしてもらえない。

空模様は曇り、天気を期待だが。坊主さんから、月山は山頂が

ガスっていることが多いので別名ガスサンと言われている位、晴れているのが

少なく。それ故、好天より雲っている方が死後の世界を司る御祭神「月読命」

にふさわしい疑死再生の山を感じられるとアドバイス頂いたが。

そのとうりで 登山口に向かう月山スカイラインは上がって

行くほどにガスが出て来だす。

 

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羽黒山宿坊から約1時間、8合目レストハウス駐車場に。レストハウスの営業は

朝8時からのようで出発準備をしていたら、ちょうどオープン。

行動食代わりになるお菓子を購入して弥陀ヶ原の遊歩道へ。  

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弥陀ヶ原は湿原の中に池塘が広がり花のシーズンには各種の高山植物が

花を咲かせていたのだろうが、花も終わりガスの中ではただの草っ原にしか

見えない。周遊遊歩道を左周りで進み、登山道との分岐に。 

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感心するのは、さすがに信仰の山。道はずっと石が敷き積まれ

臼石状のコンクリート踏石も あちこちに敷かれ、良く整備されている。 

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9合目の佛生池のほとりには佛生池小屋が営業している。

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佛生池を過ぎ、オモワシ山の腹を巻いて 行くと「行者返し」の標柱。

円の行者が、あまりの険しさに引き返した謂れがある大峰の行者還岳の月山版か?

険しい登りの連続かと覚悟したが、ほんの数分で越せる坂だった。 

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木道の上では行者ヶ原から吹き上げる雨混じりの強風でよろけることも。 

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木道が切れ、数メートル先しか見えないガスの中を上がっていくと

かすかに発電の運転音らしき音が雨音に混じって聞こえだし,やがて

まるで砦のような石積がぼんやりと見えだし、月山神社社務所に到着。

立山山頂社と同じく、入り口でお祓いをしてもらわないと、中には入れない。

お祓いをしてもらい月山登頂証明書とお守りを頂き、山頂社にお参り。

ちなみに神社境内は撮影禁止。 

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山頂社をお参りし、倉庫兼用の神社の休憩所で一休みした後再び雨の中を下山。

佛生池小屋では、ちょっと早いがお昼にして、山菜ラーメン、900円也 

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降り続く雨で登山道は流れ落ちる水で沢状態。靴の中もだんだんと、濡れてきだした。

それでも、悪天候の中、まだ登ってくる登山者や金剛杖をもった参拝者もちらほらと。 

 

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帰りの弥陀ヶ原遊歩道は御田ヶ原参篭所の「月山中の宮」を通り。 

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8合目登山口に帰り着く。 

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次は羽黒山へ。随神門から2446段の石段を国宝の五重塔などを

見ながら上がって行くべきだが時間が無いのと、長い石段を嫌い 

羽黒山有料道路で直接山頂の羽黒山神社に向かう。 

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 萱葺き木造建築物としては最大の三神合祭殿は屋根の萱の葺き替え中だった。

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鳥海山 [2015年の山]


 
鳥海山 2236m
2015年9月3日 
 
遊佐町からの鳥海山 
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鉾立駐車場

五時過ぎとあって、まだ早いのか駐車場はガラガラ。
どこの山でも登山口の駐車には車中泊の車を見かけるが、ここでは
鉾立山荘に泊まっていると思われる2台の車のみ。 
 
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象潟口コース登山口 
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深く切れ込んだ奈曾渓谷を左手側に望みながら延々と続く石畳みの尾根道を
上がっていたのが、やがて傾斜が緩やかになり賽の河原に着く、7月頃には
一面お花畑だったようで、まだ残っているのはハクサンイチゲくらいだが
チョウカイアザミなど種々の花の名残が見られる。 
  
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御浜小屋は概に営業を終えていたが休憩や素泊まりに開放されて
料金は入口の料金箱に入れるようになっていた。 
 
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御浜小屋は絶好のビューポイント。
北には稲倉岳こしに日本海を望め、西は庄内平野
南には鳥海湖こしに遠く月山などの頂も望めた。  
 
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御浜小屋を過ぎ、八丁坂をあがると七五三掛。ここから急登になり
途中から千蛇谷コースと外輪山コースにと別れる。
急登を上がって来た分以上の感じで、まだ雪の残っている谷にと
急坂を下っていき。谷よりまた登り返す。 
 
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岩だらけの鳥海山の頂を前にしながら、山腹を巻いて上がって行く。
やがてガレた急斜面になり、上がりきると山頂小屋 
 
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山頂小屋(大物忌神社) は後で寄るつもりで、先に新山に向かう。
 
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岩だらけの溶岩ドームを白ペンキを頼りによじ登って行く。 
 
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途中で巨大な岩の割れ目に下って行き、再び登り返す。
 
 
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山頂というか何カ所かある岩塔の頂の一つという感じの山頂。
何となく隣の岩塔の方が少し高いような感じはするが
塔状で上に立てるのも一人ぐらいの岩頂なので、こちらを
山頂に?数名で満員となる狭いピークからは、月山だけでなく
遠く岩木山や秋田駒も見えるらしいが、月山以外ははてさてどれやら? 
 
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帰りは南の外輪山に向かって下って行く。
途中にちょっと怖い胎内くぐりの岩場あり。 
 
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七高山のたもとに取り付、外輪山コースで下る。
外輪山を行者岳、伏拝岳、文殊岳と越して行く。千蛇谷から
見上げていた時は鋸歯状のピークがいくつも連なり、すぐ北側は
カルデラへの崖となっていたので、案じていたが、たいした起伏も
無く歩ける、展望が良いので、シーズンには千蛇谷コースで雪渓の
花々を楽しみ、外輪山コースで展望を楽しめれるのでは。
 
 
行者岳手前からの新山と大物忌神社。 
 
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七五三掛で再び来た道と交わり、日本海を眺めながら下って行く。 
 
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妙高山・火打山 [2015年の山]

妙高山・火打山 

笹ヶ峰登山口 

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白樺林の中につけられた木道歩きが続く。

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黒沢橋は絶好の休憩ポイント 。十二曲がりは、わざわざ地図に載って

いる位だから難所かと思っていたが、 ごく普通のつづら道。

むしろその後の富士見平への岩だらけの道の方が登り難い。

 

高野池ヒュッテにザックをデポして軽装で火打山に向かう。 

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池塘の広がる天狗の庭は花のシーズンは過ぎたとはいえ 

イワイチョウやワタスゲ、ミヤマカラマツ 、ヨツバシオガマ等々の花々は

まだまだ見られるし、雪渓あとではチングルマやコザクラも咲き残っている。 

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雷鳥平からはトリカブト(花が房状にかたまって咲くミョウコウトリカブト )や

シシウド、アキノキリンソウ、ウサギキク等が、まだまだ花期。 

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 頚城三山の最高峰 

火打山  三等三角点 点名 火打山 2461.26m 

山頂部が風雨で洗い流されたのか?三角点い石柱基部がすっかり 

露出して傾いている。傍らには 摩耗した石仏が並んで立っている

感じでは不動明王のように思われる。 

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高野池ヒュッテからの火打山 



妙高山へ 



翌日、高野池ヒュッテより濡れた笹原の中をまず黒沢池ヒュッテに向かう。

だんだんとガスがかかり小雨もぱらつきだす。仕方なく雨具を着用。   

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黒沢池ヒュッテ 

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一時、雲が切れることもあったが 、天気はますます悪くなってきそう。
ヒュッテからは 妙高山を取り巻く外輪山の一角である大倉乗越に上がる

 

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外輪山からカルデラの底に下って行く 。岩だらけでロープ場や

ざれ跡もありで手強い。雪渓の上端を巻いていくと長助池分岐。

案内標柱では、ここから妙高山まで1kmの道のり

ガイドマップでは所要1時間20分、下り1時間。

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 ここで、最後の登りに備えて一息入れていたら、雨が本格的に

降り出してきた。協議の結果、断念。

妙高山の頂を背にして引き返す。 

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黒沢池ヒュッテまで戻ってからは大湿原を 右手に、緩い下りの木道歩き。

湿原にはバイケイソウの大群落や水芭蕉の葉も見られ、7月初のシーズンなら

見事なお花畑が広がっていたのでは。 再び富士見平まで戻ってきて往路を

笹ヶ峰登山口に下って行く。 

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ちょっと一言

山小屋は共に、北アルプスの山小屋と同じアメニティーは期待

しないほうが賢明。ネットにもいろいろと苦情が載っているが

小屋の方にも事情があるだろうし、利用するほうもテントを担いで

自炊をできる根性と体力がない以上仕方ないだろう。 

 

 

 

 

 

 


 

 


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開聞岳 [2015年の山]

開聞岳 

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山麓ふれあい公園駐車場から、コテージやキャンプ場の間を歩き登山口に。 

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うす暗い、まったく展望のない雑木林のなかの歩きが続く。

合目表示と共に救助ポイントの標柱も立っている、火山灰で

滑りやすい足元に加えて、苔の付いた岩も多く快適な登山道

とは言い難い。海からの風が期待できないなら標高も低い南

の山なので梅雨入りから秋風の吹きだすまでは遠慮したい山だ。

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開聞岳山頂 

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山頂では東シナ海側に展望があり、屋久島も見えるようだが、山頂には

ガスがかかって、視界が悪い。薄ぼんやりと、それらしき影がありそうなだけ。

晴れて視界が良ければ、屋久島の横に口永良部島が見えるようで、1日違いで

翌日に、その口永良部島の新岳が大噴火を起こしていた。  

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山頂脇に御嶽神社のお社があった。

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山麓ふれあい公園から見た山容は円錐形がちょっと崩れ、秀麗な円錐形

とは言い難いが、この山は何回かの噴火で、できた2段式の山らしいので

多分8合目付近からが新しい噴火によるものか?歩いていても麓は礫混じりの

黒い火山灰の地質が8合目あたりから、とたんに安山岩様の岩だらけになっていた。

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深田百名山では選考基準が標高が1500m以上の山らしいが

この山は924mと筑波山と共に1000m未満、円錐形の姿が

素晴らしいのを選んだ理由にしているが、所詮は深田さんが登った

山のなかからの選定とあって、個人的な感想からすると、なぜこの山が

選ばれたのかと甚だ疑問?九州なら祖母山系の傾山や

アケボノツツジが咲く岩峰の大崩山など選ばれるべき名峰と思うが。

ちなみに四国で言えば、地元ながら剣山も外すべき。三嶺か天狗塚

が相応しいのでは。四国島内なら東・西赤石山、そして寒風山などの

瓶が森林道沿いの山々から一座が相応しいと思うがどうだろう?


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霧島連山 [2015年の山]

霧島連山のミヤマキリシマ 

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韓国岳

ミヤマキリシマ狙いで以前に行った九重連山では少し時期が早すぎ

坊がつるでは満開近しだったが、肝心の大船山とかでは蕾がほとんどと

少し残念な山行だったので、今回は天気とミヤマキリシマのベストシーズン

を狙って霧島連山に行ってみた。

まずは、えびの高原から韓国岳に。

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噴火警報解除に伴い入山規制が解かれた、硫黄岳登山口から登る。 

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霧島連山最高峰の韓国岳は火口を取り巻く、数あるピークの最高地点を

山頂としているようだ。

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この峰の売りは、新燃岳や高千穂峰を望む絶景でなかろうか。

錦江湾や桜島は靄ってどこがどこやら?雪山でも登れそうそうなので

冬には白銀の峰々と太平洋まで見渡せる大パノラマがありそうだ。

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下山は大浪池に向かって下るが、こちらは。等高線に直交して350mの激下り。

木道も段差が酷いステップが多いので、こちらを登りに使うと、大変かも。

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大浪池周回コース途中の休憩ポイントと交わる、傍には避難小屋があった。

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ここからようやくゆったりした勾配になり。ネットで保護されたノカイドウ

自生地を過ぎると県道脇の韓国岳登山口にたどり着く。

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花見物の観光客で賑わうツツジヶ丘を横に眺めながら車を置いてある

硫黄山登山口に戻り次の山、高千穂峰のある高千穂河原に向かう。

高千穂峰

 高千穂河原の霧島神宮古宮址から高千穂峰に向かう。

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下から見えるミヤマキリシマの咲く稜線は火口お鉢の一部

お鉢まで上がってくると、ようやく高千穂峰が頭を覗かす。

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お鉢

後方には中岳、新燃岳、韓国岳、と霧島の山々が連らって見えている。

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馬の背と思われる。

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高千穂峰が頭を覗かす、標準タイムは高千穂河原から山頂まで1時間半

となっているが、ちょっときついのでは。

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一旦下った所が、元々の霧島神宮があった背門丘か?

高千穂峰の北斜面にはミヤマキリシマの大群落が見えている。

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天逆鉾が建つ山頂。

やはり標準コースタイムより15分遅れの1時間45分かかった。

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下りは富士山や伯耆大山の砂スベリの要領で滑り降りて1時間だった。

下った後は秘湯の宿の大関にランクされたと云う新湯温泉へ。

新燃岳噴火に伴い、閉鎖されていたとあって、温泉進入路の脇では

硫黄臭のキツイ水蒸気がもうもうと上がり、秘湯の趣が大。 

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乳白色の湯につかり疲れを癒し、明日の山、開聞岳の指宿に向かう。


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