名頃~塔の丸~第7ヘヤピン [2010年の山]
知人が属する会が塔の丸に行くので、その帰りに拾ってくれると
願ってもない話があったので塔の丸に名頃から上がり第7ヘヤピン
に下ることにした。
名頃の三嶺登山口に車を止め準備していたら休憩所の
軒先に犬が寝ている、こりゃ三嶺に道案内している評判
のシロとかチビとかいう犬かと思い呼んだらやって来た。
塔の丸もこの犬のテリトリーになっている。
本当に賢い犬でちゃんと後ろを見ながら付いてくるのを
確認しながら先導する。
駐車場ではサンドイッチを喜んで食べたがあいにくと昼食に
コンビニで買ってきたのがウドンと赤飯のおにぎりとあって
休憩中にはパンと魚肉ソーセージ位しか食べさせてやるもの
がなかった。こんど名頃に来る時はハムでも持ってくるので
今日はこれで勘弁を。
山頂では単独男性のみ、空には秋の雲が広がり
360度の展望、すぐ北にはなかなか行く機会のない
三角錐の姿をした滝下の天狗が見える、今年中には
片付けたいものだ。やがて10人ほどのグループが見えて
来た、知人の属する会の方達かと思っていたら、意外な事
に顔見知りがリーダーでやってきた別のグループだった
そうこうする内に待っていたグループが到着したので入れ替わりに
第7ヘヤピンに向け下山。
途中女性に出会う、てっきり連れがいるのかと思っていたら赤テープ
を頼りに単独で登ってきたというから、山には連れて行ってもらうもの
と決め付けている女性が多いというのに感心。
小島峠へとの分岐を見逃し、引き返していると林道らしきものが見え
たのでそこに下りてみたら新しくできた木材搬出用の作業道で第7ヘヤ
ピンへの林道に繋がっているだろうと決め付け、歩いていくが下るばかり
で第5ヘヤピンに繋がっている様子、しかた無いので作業道を串刺しに
斜面を直に上がっていったら第7ヘヤピンから少しくだった所にでて来た。
夫婦池に下った知人に連絡して拾ってもらったのだが、その時に山頂
で出合った顔見知りの方が大変な事になっていたと聞かされビックリ、
本当に世の中って一瞬先に何が起こるか判らないものです。
伯耆大山 [2010年の山]
伯耆大山
毎日酷暑が続いて暦では秋だと言うのにまったく涼しく
なりません、こんな時に山に行っては熱中病になりかねない。
と言っても8月はほとんど山に行っていないのでトレーニング
不足が心配、日本海側なら少しは涼しいかと大山に。
三鈷峰や振子山に向かう予定で上宝珠越手前まで行ったのですが
暑い上に天気がイマイチ、ガスが小雨になりだし雨具を着けた
のですが暑くて暑くて、こりゃ駄目だと引き返し、天気が回復しだ
したので今度は安全な夏山登山道でリベンジに。
夏山登山道を山の神様に登山の安全をお願いして歩き始める。
やっぱり暑いです、たちまち額から汗が噴出します。後から来る方に
次々と抜かれます、やはり運動していないとこんなもんなんでしょうか?
バテバテのまま結局どの組にも追いつくことなしでした。
6合目避難小屋
さすが木道まで登ると風が気持ちいいですが、天気が
イマイチなので、剣ヶ峰や三鈷峰はガスの中で、日本海も見えず。
上まで来て休んでいるとだんだんと汗が引き、記念碑前で撮ってもらった
写真ではようやく涼しそうな顔になりました。
弥山では最近滑落事故があったとかで三角点へは通行止め。
見た目にはそんなに崩落している風ではないのですが。
帰路は木道を石室にまわり五合目からは行者谷に下る。
人が多い夏山登山道は上りを待ったり、挨拶が煩雑ですが
元谷への下山ルートは人が疎らで上がって来る人がいず静
かにマイペースで歩けます。
元谷まで降りてくると当初予定していた三鈷峰等がガスの
切れ間に姿を見せる、この秋には紅葉を目当てに大休峠から
挑戦してみようか、三度目の正直になればいいのだが。
その前にサボらずにトレーニングしておかないと大山どころか
里山にも体力不足で手こずりそうです。
檜の丸 [2010年の山]
檜の丸
例会山行でつるぎ町の八面山から剪宇峠に縦走する。
沿面距離約8km
歩行時間 約6時間半(休憩食事を含む)
車を上剪宇集落の薬師堂にデポし、元来た道を引き返し国道438
に帰り、今度は剣橋手前から小屋平方面に左折し奥大野の八面山
登山口に向かう。
8時登山口発、8時40分中間地点の1km標識、9時5分
九藤中への分岐手前で大岩が現れる、この岩は観音像に
見えるとか、中腹の窪みは彫り込まれて座禅の修行に使わ
れていたとか聞くのでまた機会があれば取り付く道を探ってみたい。
この辺りから天気が霧雨模様になって、ますます蒸し暑いです。
9時25分八面山山頂
山頂より稜線を北に向かう。
事前情報では尾根道はヤブで歩き難い、とだったが
つい最近、雑木を切り倒おした跡が続いており、拍子抜け
だが、お陰で支障なく尾根を進むことができました。
11時40分 檜の丸山頂、ここで昼食の後15分ほどで
12時20分 檜の丸大権現祠のあるピークに。
なぜ檜の丸山頂でなくこのピークに祠があるのでしょう?
祠を過ぎて10分位で虎ロープが懸っている崖や岩尾根
が現れ緊張を強いられる。
やがて剪宇の赤松が現れると、あとは小ピークを2つ
越すだけ、13時半、剪宇峠に辿りつく。
峠は大杉が聳えたち、その下の石室には地蔵尊が2体
今でも地元の方がお参りしているようで各地蔵さんには
まだ新しいシキビが供えられている。
峠道を下ると工事半ばで放置された林道に降り立つ。
道端にユリの咲く地道を歩きカーブを曲がれば薬師堂の
青い屋根が見え、14時半お堂に到着。
間ノ岳 農鳥岳 [2010年の山]
2010年8月2日
白根三山縦走3日目 間ノ岳、農鳥岳
残念ながらガスで展望無し。5時45分、北岳山荘発
中白根へ上がれば後は緩やかな稜線歩きを楽しむ。
7時55分間ノ岳3189m
日本で二番目の高峰北岳とはたった3m違いで
四番目となる間ノ岳にはやすやすと登頂
ここからは一旦農鳥小屋の鞍部まで下る、小屋では
名物親父に説教で早々に退散。小屋からは西農鳥への
急登になる。ネットで皆さん書かれているが何処が
ピークか判らないまま稜線の少し西側をまいて農鳥岳
に向かう。
雪渓の上で雷鳥の親子に遭遇
今度は登山道脇のハイマツでまた親子ずれの雷鳥に会う。
晴れた日には鷹とかの猛禽に襲われやすいので曇り空で
よく現れるそうだが、人間はあまり警戒せず寄っていっても
襲われないのが判っているのか逃げる素振りがない。
12時08分農鳥岳
13時大門沢下降点
ここまでは岩稜でザレ場があるとはいえ歩き易いが、
大門沢下降点からの下りは急な上に岩だらけで木の根
も浮き出て、濡れているので滑らないよう気を使う。
ガイドブックでは2時間半位なのだが3時間半近くかかり
山中ではもう薄暗い16時半に大門沢小屋に着く。
ゴゼンタチバナ
ハクサンイチゲ
白根三山縦走 北岳 [2010年の山]
2010年8月1日 北岳
名神高速、中央自動車道を経て韮崎を過ぎた双葉ジャンクション
より中部横断自動車道に入り南アルプス市の白根インターで降りる。
御勅使川を遡って芦安温泉郷に至る、ここからはマイカー規制の為
一般車両は通行できないのでバスかタクシーになる。
タクシーに乗り換え夜叉神峠を越え南アルプス林道を広河原に向かう。
大樺沢出会のアルペンプラザ前で下車、広河原というだけあって
狭い峡谷の間を流れる野呂川だがここは河原が広がっている。
橋を渡り31日は広河原山荘で宿泊。
翌1日AM5時に山荘横の登山口から北岳に向かう、ここでの
標高は約1530m 、山頂まで1600m以上の登りとなる。
大樺沢コースで二俣から雪渓とは別れ右俣コースで小太郎尾根に登る。
肩の小屋で少し早い昼食の弁当を食べ
13時北岳山頂3192m、15時前に北岳山荘に入る。
二俣より大樺沢の雪渓と北岳
雪渓の上に見える小ピークは八本歯の頭、その右の鞍部が
八本歯のコル
山荘広場から見た北岳、左手に仙丈ヶ岳がガスに覆われながらも
うっすらと見えるが北岳の向こうに頭を出しているはずの甲斐駒ヶ岳や
右手の鳳凰三山はまったく見えず、東には富士山があるはずなんですが
右俣コース途中の雪田跡お花畑、シナノキンバイの群落
東赤石山 [2010年の山]
東赤石山
もう遅いかも知れないが八巻山のお花畑でウスユキソウ等の花を
を見、東赤石ではオトメシャジンを見て権現越から床鍋に周回
しようと思っていたのだが・・・・・・
瀬場に着いたのが8時半近く、ここに7時頃に着きたかった
のだが朝,だらだらしてしまい出るのが遅くなってしまった。
単独行の際はこの気ままが問題だ。結局少しでも早くと
右股コースにしたのだが・・・・・暑いです、ゆっくり
上がって行かないと汗が流れ落ちます。
タカネバラなどは概に実が膨らんでいる、イワガサはだいぶ
花を落として終期、ショウマやホソバシュロソウがよく目に
つく。ギボウシもまだ花が残っている。
やっと御目当ての乙女シャジンが現われだした、まだ
蕾もあるので丁度見頃に来たようだ、ウスユキソウ
もまだ残っているが、もう一つのお目当ての
マツムシソウは八巻山の岩場だが、多分まだ早いだろうし
そこに回る余裕がない、登り出したのが遅かった上に、
暑くてペースが大幅に遅く赤石越でもう12時だ。
しかもガスが上がって来て展望もなくなった。
結局、東赤石山まで4時間以上かかってしまいました。
遅くなった昼食を山頂でとっていたら少し風が出て前赤石山や
八巻山が姿を見せたが雷鳴がしだした。少し遅くなっても権現
へと思っていたが尾根筋はヤバイです、最短距離になる
元のコースで下山、一本橋ではまだ3時だと言うのに薄暗く
豊後では雨がパラパラきだした、2時間40分かかって下山
間一発セーフ、すぐに激しい夕立になった。
剣山から三嶺縦走 [2010年の山]
2010年7月17日、18日 剣山~三嶺縦走
同好会の夏山トレーニングで剣山から三嶺に縦走する
グループに便乗させてもらう、丁度剣山では例祭の日で
剣神社ではお神輿がだされ信者さん達が待機されていた。
登りだすとkamokamo隊長と行き会う、後でプログを
拝見すると、宝蔵石神社での例祭を見物しての帰り
だったようで、いつもの健脚を発揮してハイペースで一の森
から次郎笈に周回してされていました。
下界は猛暑日だったようだが夕方の山頂は気温14度
夕焼けを眺めに山頂テラス場でにいたら丁度雲が吹き上がって
それをスクリーンにしてブロッケン現象が見られた。
翌日は天気予報に反して山頂はガスの中、やがて晴れるのを
期待して五時過ぎ出発 するも晴れる兆しなく霧雨になり雨具
着用、白髪別れを望むころ雲の切れ間に青空が覗いたので
雨具を脱ぐが、カヤハゲを過ぎるとまた雨
途中多くの下山者と行き会い、上には50人ほど登って
きていると教えてもらったが 、山頂に着いた時は誰もいず
避難小屋には15人ほど、ほとんど泊まりのようで明日の
天気に期待なのだろう。
下りでは名頃まで、あと15分 程で雨足が強くなり
結局ドロドロになって午後4時前に下山、まったく展望は
楽しめなかったが、晴れていれば暑さに弱い私はバテて
へとへとになっていたのは間違いなし。丁度コメツツジが
見頃だったので、それだけでも良しだ。
樫戸丸と天神丸、当野石山 [2010年の山]
2010年7月10日
樫戸丸と天神丸から川成山へ縦走
梅雨の中休みで晴れの予報、後はまた来週末まで雨マーク
が続いているので山歩きは今日しかないと出かける。
丁度、先週高ノ瀬で見たオオヤマレンゲに沢山蕾がついて
いたので、まだ樫戸丸でも少しは見れるかと思いスーパー林道に。
風の広場は一台も停まっていない、こりゃ期待できないな
と行ってみたが、やはり一本の木に1、2輪ほど開ききった
花がついていただけ、皆さん花期をよくご存知です。
代わりに鍾馗蘭が目についた、よく見かけるが大抵は花が
傷んでいるが、これは咲いたばかりの様でピンクの色が綺麗。
後は夏山に行くかも知れないので、トレーニングと言うことで
天神丸から当野石山、川成山にむかって縦走
高ノ瀬 オオヤマレンゲ [2010年の山]
2010年7月3日
高ノ瀬
松ちゃんからオオヤマレンゲを見に行こうのアポが
あり高ノ瀬に出かける。天気予報は曇りのち雨で、
山はどうせ雨間違いなしだが、花は待ってくれないと
天気は気にせず丸石登山口から登る。
4月初に中東山に行った際、縦走路のあちこちに
4頭ほど横たわっていた鹿の〇〇は、カラス等が始
末してくれていた。
霧雨程度だった天気は高ノ瀬に着いた頃から雨に
なり風も強くなる。遠くで雷鳴らしき音も、手早く写真
尾根道のオオヤマレンゲは、まだ蕾も多く残っているので
来週末の10日、11日でも十分鑑賞できるのでは。
雨だというのに来る人はいるもんです、道中4組10人
と単独1名と出会う。
東光森山 [2010年の山]
2010年6月 東光森山
先週、木頭の八早山に行ったのだが杉の植林地が続き、あまりの
暑さで引き返した、南の山は秋になるまでお休みだ。というわけで、
すぐに行けて少しでも涼しそうな所へと高知の東光森山、大座礼山へ。
高知の山だがアプローチは愛媛側からが断然いい
筏津から高知・愛媛県境の大田尾越えに、ここに
登山口がある。
少し前ならアケボノツツジ狙いで登る
方がいただろうがシーズンを終え、咲いて
いるのはウツギやサワフタギの白い花が
目立つ。
誰もいない静かな山だった。
大久保山 [2010年の山]
2010年6月 大久保山
6月例会山行権田山~岩倉山の下見に行ったさい巻き道
を歩いたため大久保山のピークを確認しないままだった。
本番の20日、勘場峠からは忠実に尾根を辿り大久保山
のピークも確認、標柱等は一切無く、手書きで大久保山と
だけ書かれた板切れが雑木の細い幹に括り付けてあった
だけだった。
何度か来ているため下見では抜かした権田山の夫婦ブナ
人間社会と同じく夫のほうは大枝が2本折れ元気ないが
婦のほうは青々と葉を茂らせ元気溌剌の様相だ。
剣の山 [2010年の山]
2010年6月17日
剣の山 1105.58m
徳島県山城町
愛媛と徳島の県境沿いに位置する、1000m峰で
地形図にも記載されているが、あまり知られていない山だ。
当初、天狗岳から縦走を考えていたが、暑さで気持ちが
萎えるし、この辺りの山は三傍山や野鹿池山のヤブ漕ぎで
印象が悪い、早々に予定変更。
天狗岳から下山し元来た道を引き返し、仏子で右折
栗山からはアキン谷に沿って林道小川平線を行く。
地形図の最終ポイント付近の土砂捨て場に駐車。
小さな沢沿いに踏み跡があったので、そこから取り付く。
この山はあまり知られていないだけでなく、林業関係者も
最近は手入れに入っていない様で、丸太で土留された道は
荒れ、尾根に至っても県境沿いの防火帯はヤブと化している。
山頂もヤブの中、周囲の展望なし。
ヤブ漕ぎが好きな人か1000m峰を制覇しようとする人以外には
あまりお勧めできない。バラや木イチゴのトゲが引っかかるので
鉈やハサミを用意されたほうが賢明。
天狗岳(山城町) [2010年の山]
徳島県内の矢筈と名がつく山が終わったので
次は天狗の名が付く山、と言うことで山城町にある天狗岳へ
2010年6月
天狗岳 1070m
とびの巣峡から仏子で塩塚峰への道をとる。
尾又集落の上のT字路は左折して分岐から
少し下ったら尾根切り通しがあり、2台ほど
車を止められる空き地がある、ここが登山口。
登山口から愛媛と徳島の県境沿いにすすめば
5分もしないうちに三角点
4等三角点 尾又 882.26m
さらに県境を進めば三叉路、県境はここで進路を
大きく西に変える、東のよく踏まれた道を進むと
P1055m、地形図ではここが天狗岳のように思うが
南に尾根道を下り上り返したP1070mに賑やかに
山頂標識が立てられている。
さらにピークから南に目を転じれば少し下の岩の上に
石鎚神社の祠がたっている。
次の天狗は祖谷にある「マドの天狗」
剣山クリーンハイク [2010年の山]
2010年6月6日
剣山~一の森
県連主催の剣山清掃活動に参加し剣山~一の森を周回
見た目にはゴミは見あたらないがクマザサの中には
古い空き缶が隠れている、特に尾根コースの休憩ポ
イント付近、斜面のヤブには投げ捨てた空き缶が半
ば埋もれるように散乱している。
行場からの下竹道はキレンゲショウマ目当ての一般
観光客もここからは歩かないのでほとんどゴミはなかった。
一の森からは尾根コースで剣山に廻る周回コースで
返ったが、こちらも一の森に行くのは山屋が大半と
あってかゴミは見あたらなかった。
中東山 治平谷 [2010年の山]
2010年5月9日
中東山
前日は奥槍戸山の家駐車場にてテント泊まり。
食担が朝食と昼のおにぎりを用意の間に一台車を
下山口の治平谷にデポ。
8:00 丸石登山口より剣山三嶺縦走路を高ノ瀬に向かう
8:50 丸石
10:40高の瀬分岐より石立山への縦走路に入る。
12:00 三等三角点 中東山 1684.56m
13:00 鞍部より治平谷を林道終点に向かって下る
14:20 林道最終点
地形図には幅員3m以上の記入があるが荒れはて道とは
思えぬ様相、石ころだらけでまことに歩きにくいにくい。